水素輝線の光で見た太陽
編集部ピックアップ、今日の一枚。
撮影:貝塚登様
今年8月6日の太陽面です。
一般的な撮影とは異なり、水素原子が出す特別な波長の赤い光である「Hα線」だけを通す特殊なフィルターを装着して撮影されたものです。
このため、皆既日食の際でしか見られないような、太陽の周縁の「プロミネンス」やそれが太陽面にある場合の影である「ダークフィラメント」、黒点を取り巻いてより明るく光る「ブラージュ」などが観察できます。
撮影:貝塚登様
プロミネンスと黒点を拡大撮影した画像と並べてみました。
ジズコHP:太陽の基礎知識
http://www.zizco.jp/01sun/sun_basic.html#Hα-Anchor
太陽望遠鏡を販売しているジズコ社のHPから。
波長によって見え方の異なる太陽面の現象について解説されています。
(注意)太陽を直接望遠鏡やカメラなどで見ることは大変危険です。じゅうぶんな知識と機材をお持ちでない限り、絶対に避けてください。
宇宙で一番多く存在する原子である水素。この撮影でとらえられているその水素の放つ光「Hα線」は、太陽面だけでなく、深宇宙にただようガス星雲からも放出されていて、その光だけを取り出して観察することで、宇宙はまったく異なった姿を見せるのです。
https://reflexions.jp/tenref/gallery/2017/08/13/1801/https://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2017/08/0813kaizuka_2s-1024x538.jpghttps://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2017/08/0813kaizuka_2s-150x150.jpg太陽太陽系編集部ピックアップ、今日の一枚。 撮影:貝塚登様 今年8月6日の太陽面です。 一般的な撮影とは異なり、水素原子が出す特別な波長の赤い光である「Hα線」だけを通す特殊なフィルターを装着して撮影されたものです。 このため、皆既日食の際でしか見られないような、太陽の周縁の「プロミネンス」やそれが太陽面にある場合の影である「ダークフィラメント」、黒点を取り巻いてより明るく光る「ブラージュ」などが観察できます。 撮影:貝塚登様 プロミネンスと黒点を拡大撮影した画像と並べてみました。 ジズコHP:太陽の基礎知識 http://www.zizco.jp/01sun/sun_basic.html#Hα-Anchor 太陽望遠鏡を販売しているジズコ社のHPから。 波長によって見え方の異なる太陽面の現象について解説されています。 (注意)太陽を直接望遠鏡やカメラなどで見ることは大変危険です。じゅうぶんな知識と機材をお持ちでない限り、絶対に避けてください。 宇宙で一番多く存在する原子である水素。この撮影でとらえられているその水素の放つ光「Hα線」は、太陽面だけでなく、深宇宙にただようガス星雲からも放出されていて、その光だけを取り出して観察することで、宇宙はまったく異なった姿を見せるのです。 編集部山口 千宗kojiro7inukai@gmail.comAdministrator天文リフレクションズ編集長です。天リフギャラリー
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