編集部ピックアップ、今日の一枚。

・望遠鏡:ε-180ED(500mm,F2.8) ・カメラ:EOS Kiss X5 SEO-SP4C(ISO1,600) ・赤道儀:EM-200TEMMA2M,PHD2オートガイド ・撮影日:2017/11/24-25,12/16-17,12/22-23 OIII:600sec×14, Hα:600sec×7(総露出210min) ・撮影地:岡山県備前市吉永町(八塔寺)

撮影:玉島英樹様

おおいぬ座のミルクポット星雲、Sh2-308です。
デジタルカメラを使用したOIIIとHαによるAOOナローバンドカラー合成による作品です。F2.8の明るい光学系でコマ当たり10分とたっぷり露出することで、薄いベールのような青緑の姿が見事に描き出されました。

この星雲はRGBカラーでは非常に淡く撮影は困難を極めますが、ほぼOIIIだけで発光しているナローバンド向けの天体です。

 

撮影:編集部

周辺星野。おおいぬ座の下腹部、M41の南にあります。
RGBの甲殻星野では心眼レベルでしか写っていません。

この星雲は「ウォルフ・ライエ星」の仲間である大質量の中心星(EZ CMa)が、星の一生の最終段階を迎えた際に恒星風で吹き飛ばされたガスによって形作られたものです。

wikipedia ウォルフ・ライエ星
https://ja.wikipedia.org/wiki/ウォルフ・ライエ星

 

https://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2018/01/0109tamajima-677x1024.jpghttps://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2018/01/0109tamajima-150x150.jpg編集部散光星雲深宇宙編集部ピックアップ、今日の一枚。 撮影:玉島英樹様 おおいぬ座のミルクポット星雲、Sh2-308です。 デジタルカメラを使用したOIIIとHαによるAOOナローバンドカラー合成による作品です。F2.8の明るい光学系でコマ当たり10分とたっぷり露出することで、薄いベールのような青緑の姿が見事に描き出されました。 この星雲はRGBカラーでは非常に淡く撮影は困難を極めますが、ほぼOIIIだけで発光しているナローバンド向けの天体です。   周辺星野。おおいぬ座の下腹部、M41の南にあります。 RGBの甲殻星野では心眼レベルでしか写っていません。 この星雲は「ウォルフ・ライエ星」の仲間である大質量の中心星(EZ CMa)が、星の一生の最終段階を迎えた際に恒星風で吹き飛ばされたガスによって形作られたものです。 wikipedia ウォルフ・ライエ星 https://ja.wikipedia.org/wiki/ウォルフ・ライエ星  読者の傑作画像をピックアップ