黎明の湖畔
編集部ピックアップ、今日の一枚。
撮影:駒井隆広様
一昨日の8月19日、夜明け前の琵琶湖畔から観た、細い月と明けの明星の共演。
赤く染まった暁の地平線には霊峰伊吹山がそびえ、長浜市街の夜景から水面のリフレクションへと続きます。
長めの露出時間のせいでしょうか、流れる雲が点描画のような軌跡を描き、絵画的な雰囲気を交えているのも印象的です。
特に夏場は、かなり早起きしなければ見られない暁の空ですが、まさに「早起きは3文の得」。このプライスレスな美しさをより多くの人に実際に見ていただきたいものです。
月は約一ヵ月弱で空を一周するので、金星などの惑星と月は毎月接近するチャンスがあります。
一方で、地球と金星の相対位置は約19ヶ月で一周し、宵の明星・明けの明星の期間はそれぞれその半分の約9ヶ月半。今年いっぱいは明けの明星の状態が続きます。
今年の月と金星の接近は、9/18、10/18、11/17のあと三回。
(12月16日にも接近するのですが、太陽に近すぎて観察困難)その度に弊サイトでもご案内しますので、ぜひご覧になってください。
https://reflexions.jp/tenref/gallery/2017/08/21/1887/https://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2017/08/0821komais-1024x538.jpghttps://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2017/08/0821komais-150x150.jpg星景月景金星,リフレクション,薄明編集部ピックアップ、今日の一枚。 撮影:駒井隆広様 一昨日の8月19日、夜明け前の琵琶湖畔から観た、細い月と明けの明星の共演。 赤く染まった暁の地平線には霊峰伊吹山がそびえ、長浜市街の夜景から水面のリフレクションへと続きます。 長めの露出時間のせいでしょうか、流れる雲が点描画のような軌跡を描き、絵画的な雰囲気を交えているのも印象的です。 特に夏場は、かなり早起きしなければ見られない暁の空ですが、まさに「早起きは3文の得」。このプライスレスな美しさをより多くの人に実際に見ていただきたいものです。 月は約一ヵ月弱で空を一周するので、金星などの惑星と月は毎月接近するチャンスがあります。 一方で、地球と金星の相対位置は約19ヶ月で一周し、宵の明星・明けの明星の期間はそれぞれその半分の約9ヶ月半。今年いっぱいは明けの明星の状態が続きます。 今年の月と金星の接近は、9/18、10/18、11/17のあと三回。 (12月16日にも接近するのですが、太陽に近すぎて観察困難)その度に弊サイトでもご案内しますので、ぜひご覧になってください。 編集部山口 千宗kojiro7inukai@gmail.comAdministrator天文リフレクションズ編集長です。天リフギャラリー
私の写真を紹介して頂き、まことにありがとうございます。
この写真は、OLYMPUS OM-D E-M1の得意とする撮影方法、ライブコンポジット(比較明合成)で撮影したものです。
諸元は、ISO:1600、絞り:f4.5、焦点距離:22mm(35mmフルサイズ換算44mm)、露出時間:1/2秒×31コマで、星を点像に写すため長くても総露出時間を15秒以内に設定して撮影しました。
その結果、星は点像に写りましたが、流れの速い雲はブレて写ったと言うことになります。
こちらこそ、ありがとうございます^^
なるほど、ライブコンポジット(=比較明合成)だったのですね。
雲の流れ方が点描絵画のようになっている理由がよくわかりました!