木原裕一さんの作品。大接近の4日後、まだまだ大きな姿を見せてくれる8/3の火星です。天リフギャラリーFB分室へのご投稿。

HD800 + 3倍バロー + zwo ADC + ASI290MC Firecaptureで撮影(20000フレーム)*10枚 AS3、Registax6、Winjupos、SI8、PS CS6で処理。

ダストストーム(砂嵐、または大黄雲)に覆われていた火星ですが、ようやくピークを過ぎたのか地表の模様が徐々に露わになってきているようです。天体望遠鏡で見ると大きなオレンジ色の丸い姿に、ほんの淡く模様と、南北の白い極冠の姿が見えています。

この作品は高感度のCMOSカメラで動画を撮影しソフトウェアでコンポジット(数多くのコマを重ね合わせて、ノイズや大気のゆらぎの影響を少なくする)したもので、肉眼ではここまでの姿はまず見られません。

それでも、肉眼で見る火星の姿はなかなかの体験です。この夏は各地でさかんに火星の観望会が開かれています。天体望遠鏡をお持ちでない方は、ぜひ参加されて火星の生の姿をごらんになってみてはいかがでしょうか。

※初出時に木原様のお名前が間違っておりました。深くお詫び申し上げます。

8月3日の火星https://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2018/08/3b8d53af5af5612401e46ba628337af3-1.jpghttps://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2018/08/3b8d53af5af5612401e46ba628337af3-1-150x150.jpg編集部惑星太陽系火星木原裕一さんの作品。大接近の4日後、まだまだ大きな姿を見せてくれる8/3の火星です。天リフギャラリーFB分室へのご投稿。 ダストストーム(砂嵐、または大黄雲)に覆われていた火星ですが、ようやくピークを過ぎたのか地表の模様が徐々に露わになってきているようです。天体望遠鏡で見ると大きなオレンジ色の丸い姿に、ほんの淡く模様と、南北の白い極冠の姿が見えています。 この作品は高感度のCMOSカメラで動画を撮影しソフトウェアでコンポジット(数多くのコマを重ね合わせて、ノイズや大気のゆらぎの影響を少なくする)したもので、肉眼ではここまでの姿はまず見られません。 それでも、肉眼で見る火星の姿はなかなかの体験です。この夏は各地でさかんに火星の観望会が開かれています。天体望遠鏡をお持ちでない方は、ぜひ参加されて火星の生の姿をごらんになってみてはいかがでしょうか。 ※初出時に木原様のお名前が間違っておりました。深くお詫び申し上げます。読者の傑作画像をピックアップ