加藤仁さんの作品。天リフギャラリーFB分室へのご投稿です。かみのけ座の「黒目星雲(銀河)」を30cmの反射望遠鏡で捉えました。ステライメージの「デジタル現像」によるエッジ強調やマルチバンドシャープを駆使し、「黒目」のディテールが見事に描き出されています。

ハッブル宇宙望遠鏡HSTの画像を見ると、黒目の中には小さな赤いHII領域が点在していて、活発な星形成が起きているそうです。地上からの撮影でも「心眼」レベルでは、ほんの少し赤みを感じる?気がします。アマチュア機材での限界チャレンジとしても面白い対象ですね。

Skywatcher BKP300+笠井2インチコマコレ+CLS-CCD fillter49mm+EOS6D HKIR改造 ISO1600 480秒×18コマ(2時間24分露出) EQ8赤道儀+80mmガイド鏡+Loadstar改+PHD guiding 茨城県高萩市の自宅屋上で撮影  中央部3000×3000ピクセルをトリミング
黒目銀河・Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/黒眼銀河

WikipediaによるとM64までの距離は1600万光年。M82の1200万光年よりは少し遠いですが、かみのけ座銀河団(約3億光年)よりはずっと近くにある銀河です。詳しい観測によると外周部のガスが逆方向に回転していて、過去の銀河衝突の名残だと考えられているそうです。

https://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2020/01/c59b9ed24d97a5ff936558dde65b5d6c-1024x1024.jpghttps://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2020/01/c59b9ed24d97a5ff936558dde65b5d6c-150x150.jpg編集部新着銀河加藤仁さんの作品。天リフギャラリーFB分室へのご投稿です。かみのけ座の「黒目星雲(銀河)」を30cmの反射望遠鏡で捉えました。ステライメージの「デジタル現像」によるエッジ強調やマルチバンドシャープを駆使し、「黒目」のディテールが見事に描き出されています。 ハッブル宇宙望遠鏡HSTの画像を見ると、黒目の中には小さな赤いHII領域が点在していて、活発な星形成が起きているそうです。地上からの撮影でも「心眼」レベルでは、ほんの少し赤みを感じる?気がします。アマチュア機材での限界チャレンジとしても面白い対象ですね。 黒目銀河・Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/黒眼銀河 WikipediaによるとM64までの距離は1600万光年。M82の1200万光年よりは少し遠いですが、かみのけ座銀河団(約3億光年)よりはずっと近くにある銀河です。詳しい観測によると外周部のガスが逆方向に回転していて、過去の銀河衝突の名残だと考えられているそうです。読者の傑作画像をピックアップ