塚原誠さんの作品。天リフギャラリー FB分室へのご投稿です。今シーズン初の夏の天の川、これから始まる天の川の季節、昨シーズンの課題と新たな目標を胸に撮影された1枚。

2019年3月9日 eos6D HKIR+Tamron15-30 f2.8 iso3200 f4.0 120s 固定フレーム:20枚 追尾フレーム:18枚 再現時間:2019/03/09 03:25

露出総合計76分、地上と星空を別撮りして合成した、いわゆる「新星景」または「固定・追尾合成」と呼ばれる手法です。若干気むずかしい?タムロンの15-30mmのズームレンズですが、絞りをF4まで絞ることで非常に鋭い星像になっています。

「新星景」のような1枚撮りでない合成写真に対しては様々な議論が今もありますが、非常に高いレベルの星空のクオリティが得られるのがメリット。その方向性を徹底的に進め、その中で非現実感との折り合いをどう落とし込んだのかが、この作品のテーマの一つと言えるでしょう。

見えている星空を表現するのか、自分が見たいと考える星空を表現するのか。どちらを選ぶのも撮影者の考え方次第。その上で、いかにそのクオリティを高めて理想に近づけるのか、その思いを鑑賞者に伝えるのか。

今シーズンも各地でさまざまな天の川の姿が写し撮られることでしょう。天リフではその思いとリザルトをお伝えしていきます。

https://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2019/03/499aabfa46a2401540e2f50bb99f2ed0-1024x683.jpghttps://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2019/03/499aabfa46a2401540e2f50bb99f2ed0-150x150.jpg編集部自然夏の銀河塚原誠さんの作品。天リフギャラリー FB分室へのご投稿です。今シーズン初の夏の天の川、これから始まる天の川の季節、昨シーズンの課題と新たな目標を胸に撮影された1枚。 露出総合計76分、地上と星空を別撮りして合成した、いわゆる「新星景」または「固定・追尾合成」と呼ばれる手法です。若干気むずかしい?タムロンの15-30mmのズームレンズですが、絞りをF4まで絞ることで非常に鋭い星像になっています。 「新星景」のような1枚撮りでない合成写真に対しては様々な議論が今もありますが、非常に高いレベルの星空のクオリティが得られるのがメリット。その方向性を徹底的に進め、その中で非現実感との折り合いをどう落とし込んだのかが、この作品のテーマの一つと言えるでしょう。 見えている星空を表現するのか、自分が見たいと考える星空を表現するのか。どちらを選ぶのも撮影者の考え方次第。その上で、いかにそのクオリティを高めて理想に近づけるのか、その思いを鑑賞者に伝えるのか。 今シーズンも各地でさまざまな天の川の姿が写し撮られることでしょう。天リフではその思いとリザルトをお伝えしていきます。読者の傑作画像をピックアップ