村田清和さんの作品。ケフェウス座周辺の天の川は比較的淡く地味な流れですが、写真で撮影すると無数の赤い散光星雲や散開星団、そして複雑に入り組んだ暗黒星雲を見ることができます。

この作品は焦点距離の短い(50mmくらいでしょうか)カメラレンズで撮影されたものですが、画面のあちこちに興味深い天体が写し込まれています。長い焦点距離のカメラレンズや天体望遠鏡があれば「どこを撮ろうか」とワクワクする領域でもあります。

話はそれますが、個人的にはこの星域は「北半球の宝」だと思います。南半球、たとえばオーストラリア付近からはこの領域は地平線の下、ないしはすれすれ。南半球の天文ファンは、私たちが南十字星やマゼラン雲にもつような憧れをこの領域に持っているのでしょうか?

https://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2018/10/1003murata_t-1024x683.jpghttps://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2018/10/1003murata_t-150x150.jpg編集部星野村田清和さんの作品。ケフェウス座周辺の天の川は比較的淡く地味な流れですが、写真で撮影すると無数の赤い散光星雲や散開星団、そして複雑に入り組んだ暗黒星雲を見ることができます。 この作品は焦点距離の短い(50mmくらいでしょうか)カメラレンズで撮影されたものですが、画面のあちこちに興味深い天体が写し込まれています。長い焦点距離のカメラレンズや天体望遠鏡があれば「どこを撮ろうか」とワクワクする領域でもあります。 話はそれますが、個人的にはこの星域は「北半球の宝」だと思います。南半球、たとえばオーストラリア付近からはこの領域は地平線の下、ないしはすれすれ。南半球の天文ファンは、私たちが南十字星やマゼラン雲にもつような憧れをこの領域に持っているのでしょうか?読者の傑作画像をピックアップ