佐藤正紀さんの撮影。天リフギャラリーFB分室へのご投稿。こと座のリング星雲M57です。

C11 ST-4000XCM トリミング 10分間露光×6枚
Wikipedia 環状星雲
https://ja.wikipedia.org/wiki/環状星雲

この星雲はその印象的な形から一般にも有名で、天文に少しでも関心のある方なら一度は写真で見たことがあるでしょう。天文学的には、比較的軽い恒星が年老いた最後に迎える「白色矮星」が、放出したガスを紫外線で照らして蛍光灯のように輝いているものです。

ST-4000XCM
http://www.company7.com/library/sbig/sbwhtmls/special_production_st4000xcm.htm

この写真の撮影で使用した「ST-4000XCM」は、10年以上前に発売されたカラー冷却CCDカメラです。画素数は420万、センサーサイズは約15mm角。技術の陳腐化の激しいデジタルの世界ですが、冷却CCDカメラは10年前にほぼ技術としては完成の域にあったといえるでしょう。

現在ではデジタルカメラを中心にイメージセンサーの主戦場はCMOSにシフトしましたが、CCDの強みは今も健在。まだまだ現役ですね。

こと座リング星雲M57https://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2018/08/fbaf074c4c7127ac50b30447783c7b96.jpghttps://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2018/08/fbaf074c4c7127ac50b30447783c7b96-150x150.jpg編集部深宇宙惑星状星雲佐藤正紀さんの撮影。天リフギャラリーFB分室へのご投稿。こと座のリング星雲M57です。 Wikipedia 環状星雲 https://ja.wikipedia.org/wiki/環状星雲 この星雲はその印象的な形から一般にも有名で、天文に少しでも関心のある方なら一度は写真で見たことがあるでしょう。天文学的には、比較的軽い恒星が年老いた最後に迎える「白色矮星」が、放出したガスを紫外線で照らして蛍光灯のように輝いているものです。 ST-4000XCM http://www.company7.com/library/sbig/sbwhtmls/special_production_st4000xcm.htm この写真の撮影で使用した「ST-4000XCM」は、10年以上前に発売されたカラー冷却CCDカメラです。画素数は420万、センサーサイズは約15mm角。技術の陳腐化の激しいデジタルの世界ですが、冷却CCDカメラは10年前にほぼ技術としては完成の域にあったといえるでしょう。 現在ではデジタルカメラを中心にイメージセンサーの主戦場はCMOSにシフトしましたが、CCDの強みは今も健在。まだまだ現役ですね。読者の傑作画像をピックアップ