月との対話・ツーショット遠隔自撮りat地蔵岳
ヤマボウシさんの作品です。
南アルプス地蔵岳(2764m)の山頂にある岩塔「オベリスク」の上に立ち、自宅から月とのツーショットを自撮りされたもの。月が沈む時間をあらかじめ計算しておき、カメラにタイマーをセット。その時刻に山頂に立ち月に向かって手を広げたところを遠隔撮影。
詳しい撮影記と前後の画像はヤマボウシさんのブログの以下の記事をぜひ参照してください。
山も星も・月との対話
http://tukinoboru.cocolog-nifty.com/blog/2018/06/post-a6b3.html
今まで山歩き、岩登り、天体写真と趣味の変遷がありましたが、
この写真はその集大成です。(中略)
月に向かって手を上げて挨拶のポーズです。 自宅の望遠鏡にカメラをセットして、月がオベリスクに掛かる時間にシャッターを切れるようにタイマーをかけました。
さらりと書かれていますが、綿密な計画と山の経験、なによりこの写真を撮ろうという発想と行動力に唸らされます。凄い。正真正銘の○ENTAIです。
追記2018/6/29)
ヤマボウシさんのブログに当日の登攀記がアップされています。
オベリスクの頂上直下の10mはクライミングの領域です。安易に取り付くと重大な事故になりますのでご注意ください。
オベリスク登攀の記
http://tukinoboru.cocolog-nifty.com/blog/2018/06/post-bb3b.html
袋の中身はクライミングシューズと安全ベルトです。
今回は一人でしたので、ソロクライミング専用の道具を使いました。
追記2018/7/8)
ヤマボウシさんのブログに撮影後記がアップされています。
撮影後記
http://tukinoboru.cocolog-nifty.com/blog/2018/06/post-8d28.html
自分が個人的な思いで撮った写真が人の心を揺り動かしたという事実は貴重な体験でした。きっとこの写真のどこかに普遍的な要素があるのでしょうね。
(中略)
絶えず変化し流れ去ってゆく宇宙の無常な営みの中で、それでもなお人は思いを持ってそこに立っている。そんなところを感じて貰えたのかもしれないと勝手に想像しています。
人は何かに突き動かされて山の頂に立ちたいと思うのでしょう。その理由は人それぞれですが、その姿そのものが普遍的な感動を呼ぶのかもしれません。
南アルプス地蔵岳。ヤマボウシさんは地蔵岳が望める近隣にお住まいとのこと。中央線沿線からはこの地蔵岳や甲斐駒ヶ岳などの南アルプスの山々が間近にあります。
小淵沢方面から見える地蔵岳。双眼鏡で見るとちょうどこんな感じです。小さくちょこんと尖った山頂が印象的です。「あの頂の上に立ってみたい」そんな思いがかき立てられます。
https://reflexions.jp/tenref/gallery/2018/06/28/5778/月との対話・ツーショット遠隔自撮りat地蔵岳https://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2018/06/fc6927a4cd7fc6f068de9eb5d3ae4aff-1024x572.jpghttps://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2018/06/fc6927a4cd7fc6f068de9eb5d3ae4aff-150x150.jpg星景月景ヤマボウシさんの作品です。 南アルプス地蔵岳(2764m)の山頂にある岩塔「オベリスク」の上に立ち、自宅から月とのツーショットを自撮りされたもの。月が沈む時間をあらかじめ計算しておき、カメラにタイマーをセット。その時刻に山頂に立ち月に向かって手を広げたところを遠隔撮影。 詳しい撮影記と前後の画像はヤマボウシさんのブログの以下の記事をぜひ参照してください。 山も星も・月との対話 http://tukinoboru.cocolog-nifty.com/blog/2018/06/post-a6b3.html 今まで山歩き、岩登り、天体写真と趣味の変遷がありましたが、 この写真はその集大成です。 (中略) 月に向かって手を上げて挨拶のポーズです。 自宅の望遠鏡にカメラをセットして、月がオベリスクに掛かる時間にシャッターを切れるようにタイマーをかけました。 さらりと書かれていますが、綿密な計画と山の経験、なによりこの写真を撮ろうという発想と行動力に唸らされます。凄い。正真正銘の○ENTAIです。 追記2018/6/29) ヤマボウシさんのブログに当日の登攀記がアップされています。 オベリスクの頂上直下の10mはクライミングの領域です。安易に取り付くと重大な事故になりますのでご注意ください。 オベリスク登攀の記 http://tukinoboru.cocolog-nifty.com/blog/2018/06/post-bb3b.html 袋の中身はクライミングシューズと安全ベルトです。 今回は一人でしたので、ソロクライミング専用の道具を使いました。 追記2018/7/8) ヤマボウシさんのブログに撮影後記がアップされています。 撮影後記 http://tukinoboru.cocolog-nifty.com/blog/2018/06/post-8d28.html 自分が個人的な思いで撮った写真が人の心を揺り動かしたという事実は貴重な体験でした。きっとこの写真のどこかに普遍的な要素があるのでしょうね。 (中略) 絶えず変化し流れ去ってゆく宇宙の無常な営みの中で、それでもなお人は思いを持ってそこに立っている。そんなところを感じて貰えたのかもしれないと勝手に想像しています。 人は何かに突き動かされて山の頂に立ちたいと思うのでしょう。その理由は人それぞれですが、その姿そのものが普遍的な感動を呼ぶのかもしれません。 南アルプス地蔵岳。ヤマボウシさんは地蔵岳が望める近隣にお住まいとのこと。中央線沿線からはこの地蔵岳や甲斐駒ヶ岳などの南アルプスの山々が間近にあります。 小淵沢方面から見える地蔵岳。双眼鏡で見るとちょうどこんな感じです。小さくちょこんと尖った山頂が印象的です。「あの頂の上に立ってみたい」そんな思いがかき立てられます。編集部山口 千宗kojiro7inukai@gmail.comAdministrator天文リフレクションズ編集長です。天リフギャラリー
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