皆既月食と冬のダイヤモンド
編集部ピックアップ、今日の一枚。
撮影:船橋弘範様
皆既月食のみどころの一つに、皆既中の星空があります。
月が欠けていくにつれ背景の夜空はどんどん暗くなり、皆既に至ると月がない状態とあまり遜色のない星空が広がります。
この作品は、その状態の星空と皆既中の月をとらえたもの。2011年12月に見られた皆既月食です。「冬のダイヤモンド」の一角を皆既中の月が占め、豪華な冬の星空がさらに見事な風景になりました。
皆既中の月の明るさ(等級)はどのくらいなのでしょうか。
この作品を見るとシリウスよりは明らかに明るく、マイナス3〜4等級くらいはあるように見えます(月には大きさがあること、ソフトフィルターを使用していることを考慮する必要があり、ただの感覚値ですが)。
ネット上の情報を調べてみると、2等〜-2等くらいの間に値が分布しているようです。皆既中の月の明るさは、大気中の火山灰などの塵に左右されその時々によって大きく違うといわれていて、それ自体が研究の対象にもなっているくらいです。
本稿作成時では、天気予報は全国的に思わしくありませんが、少しでも多くの地域でお天気に恵まれるといいですね!
https://reflexions.jp/tenref/gallery/2018/01/30/3659/https://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2018/01/ogp-1024x538.jpghttps://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2018/01/ogp-150x150.jpg星景自然月景天文現象オリオン座,皆既月食編集部ピックアップ、今日の一枚。 撮影:船橋弘範様 皆既月食のみどころの一つに、皆既中の星空があります。 月が欠けていくにつれ背景の夜空はどんどん暗くなり、皆既に至ると月がない状態とあまり遜色のない星空が広がります。 この作品は、その状態の星空と皆既中の月をとらえたもの。2011年12月に見られた皆既月食です。「冬のダイヤモンド」の一角を皆既中の月が占め、豪華な冬の星空がさらに見事な風景になりました。 皆既中の月の明るさ(等級)はどのくらいなのでしょうか。 この作品を見るとシリウスよりは明らかに明るく、マイナス3〜4等級くらいはあるように見えます(月には大きさがあること、ソフトフィルターを使用していることを考慮する必要があり、ただの感覚値ですが)。 ネット上の情報を調べてみると、2等〜-2等くらいの間に値が分布しているようです。皆既中の月の明るさは、大気中の火山灰などの塵に左右されその時々によって大きく違うといわれていて、それ自体が研究の対象にもなっているくらいです。 本稿作成時では、天気予報は全国的に思わしくありませんが、少しでも多くの地域でお天気に恵まれるといいですね!編集部山口 千宗kojiro7inukai@gmail.comAdministrator天文リフレクションズ編集長です。天リフギャラリー
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