ハート星雲(モノクロHαナローバンド)
編集部ピックアップ、今日の一枚。
撮影:笹谷洋吉様
「天文リフレクションズ・ギャラリー」へのご投稿から。
ペルセウス座のハート星雲(IC1805)です。
水素のHα輝線を中心とするごく狭い波長の光のみを通す「ナローバンドフィルター」によるモノクロ作品で、複雑な形の星雲の姿が見事に浮かび上がっています。
光害マップで見た撮影地付近。
都心に比べれば条件は良いようですが、どっぷり光の中。
光害に強いHαナローバンドならではの作品です。
この作品でもうひとつ特筆すべきことは、135mmのカメラレンズと2/3インチサイズの冷却CCDカメラを使用していること。
換算焦点距離は約530mm、FSQ106EDとちょうど同じくらいの画角です。
さすがにフルサイズ+530mmでの作例と比較すると星像径は大きくなりますが、135mmレンズでここまでの写りは驚きです。F値の明るいカメラレンズ+小サイズのモノクロセンサーの組み合わせの可能性を感じさせる作品です。
https://reflexions.jp/tenref/gallery/2017/11/07/2623/https://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2017/11/1107sasatani-1-768x1024.jpghttps://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2017/11/1107sasatani-1-150x150.jpg散光星雲深宇宙Hαナローバンド編集部ピックアップ、今日の一枚。 撮影:笹谷洋吉様 「天文リフレクションズ・ギャラリー」へのご投稿から。 ペルセウス座のハート星雲(IC1805)です。 水素のHα輝線を中心とするごく狭い波長の光のみを通す「ナローバンドフィルター」によるモノクロ作品で、複雑な形の星雲の姿が見事に浮かび上がっています。 光害マップで見た撮影地付近。 都心に比べれば条件は良いようですが、どっぷり光の中。 光害に強いHαナローバンドならではの作品です。 この作品でもうひとつ特筆すべきことは、135mmのカメラレンズと2/3インチサイズの冷却CCDカメラを使用していること。 換算焦点距離は約530mm、FSQ106EDとちょうど同じくらいの画角です。 さすがにフルサイズ+530mmでの作例と比較すると星像径は大きくなりますが、135mmレンズでここまでの写りは驚きです。F値の明るいカメラレンズ+小サイズのモノクロセンサーの組み合わせの可能性を感じさせる作品です。 編集部山口 千宗kojiro7inukai@gmail.comAdministrator天文リフレクションズ編集長です。天リフギャラリー
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