編集部ピックアップ、今日の一枚。

2017/10/09 横浜市青葉区 Apo Sonnar T* 2/135 ZE (F2) Starlight Xpress Trius SX-9 Takahashi EM-200 Temma2 Baader Ha 1.25″ 7nm 3x900s

撮影:笹谷洋吉

天文リフレクションズ・ギャラリー」へのご投稿から。
ペルセウス座のハート星雲(IC1805)です。

水素のHα輝線を中心とするごく狭い波長の光のみを通す「ナローバンドフィルター」によるモノクロ作品で、複雑な形の星雲の姿が見事に浮かび上がっています。

https://www.lightpollutionmap.info/#zoom=10&lat=4244391&lon=15548509&layers=B0TFFFFFFF

光害マップで見た撮影地付近。
都心に比べれば条件は良いようですが、どっぷり光の中。
光害に強いHαナローバンドならではの作品です。

この作品でもうひとつ特筆すべきことは、135mmのカメラレンズと2/3インチサイズの冷却CCDカメラを使用していること。
換算焦点距離は約530mm、FSQ106EDとちょうど同じくらいの画角です。

さすがにフルサイズ+530mmでの作例と比較すると星像径は大きくなりますが、135mmレンズでここまでの写りは驚きです。F値の明るいカメラレンズ+小サイズのモノクロセンサーの組み合わせの可能性を感じさせる作品です。

 

https://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2017/11/1107sasatani-1-768x1024.jpghttps://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2017/11/1107sasatani-1-150x150.jpg編集部散光星雲深宇宙Hαナローバンド編集部ピックアップ、今日の一枚。 撮影:笹谷洋吉様 「天文リフレクションズ・ギャラリー」へのご投稿から。 ペルセウス座のハート星雲(IC1805)です。 水素のHα輝線を中心とするごく狭い波長の光のみを通す「ナローバンドフィルター」によるモノクロ作品で、複雑な形の星雲の姿が見事に浮かび上がっています。 光害マップで見た撮影地付近。 都心に比べれば条件は良いようですが、どっぷり光の中。 光害に強いHαナローバンドならではの作品です。 この作品でもうひとつ特筆すべきことは、135mmのカメラレンズと2/3インチサイズの冷却CCDカメラを使用していること。 換算焦点距離は約530mm、FSQ106EDとちょうど同じくらいの画角です。 さすがにフルサイズ+530mmでの作例と比較すると星像径は大きくなりますが、135mmレンズでここまでの写りは驚きです。F値の明るいカメラレンズ+小サイズのモノクロセンサーの組み合わせの可能性を感じさせる作品です。  読者の傑作画像をピックアップ