全天撮影・秋吉台(2) kojiro-inukai 2016年5月8日 全天撮影・秋吉台(2)2016-12-02T13:00:32+09:00 星景 コメントはありません 強風と車の往来の多さに辟易して、 撮影をほとんどしなかった秋吉台ですが、 恒例?の全天撮影だけはやってみました。 EOS5D3 EF8-15mmF4L 8mm F4 30sec*19ポラリエ恒星時追尾 Lee No3地上部は1枚画像を合成ヘッドライトの照射が多くて、全天撮影のコンポジットはあきらめていたのですが、やってみるとなんとかなったようです。今回は地上部だけ1枚画像を合成しました。地平線境界が流れているのは救済できないのですが、流れた部分に芯がはいってこちらのほうがまだ良い感じでした。 加算平均とσクリップの比較左:加算平均右:σ=1.0でσクリップ(加算平均)加算平均とσクリップの比較。σクリップの場合きれいに消える照射もあるのですが、不自然に残る部分が出てしまいます。一方加算平均では、強い照射が妙に暗くなるのと、空のかぶりが強く残ります。一長一短といったところでしょうか。というわけで、最終画像では加算平均画像に1枚画像の地上を合成しました。(地上を合成するのならσクリップ版に合成すべきでした–;) 地上付近の光害補正コンポジット後の画像をレベルのみ調整よほど空が暗い場所でない限り、全天撮影では地上部がかなりかぶってしまいます。上の画像はレベル調整のみ行った状態ですが、天頂付近を基準にすると地上付近はこのとおり真っ白。これまで自分が試したこの手の光害の補正方法は フラットエイドで補正 円形マスクを大きくぼかして補正 camera rawの周辺減光補正で中心点を0にしてマイナス補正 GXTで補正 くらいなのですが、今回は3と4を使用しました。3はお手軽にざっくり補正できるので最近よく使っています。また、4.は初めて使いましたが、そのままではまるで使えないのですが、補正後の画像を20-30%くらいの比率でブレンドすれば、不規則なかぶりが少し軽減できました。備忘のために書いてみましたが、この程度の説明じゃわかりにくいですよねえ・・この方法がいいのか悪いのかもよく分からないし^^;;もう少し経験値が溜まったら、整理してみたいと思います。 関連記事 全天撮影・固定撮影編・小石原(6) 全天の固定撮影。最近、固定での光跡撮影は1枚撮りがお気に入りなのですが、全天撮影の場合はタイムラプスにする楽しみもあるの… 北天の日周運動・大観峰(3) この日のカメラは二台体制。ポラリエ+6Dと、5D3の固定撮影です。5D3で撮った北天の日周運動を2点。EOS5D EF8… 高遠の桜 信州北陸ツアーのメインは高遠の桜。ちょうど満開で素晴らしい桜を楽しめました。ソメイヨシノよりもこぶりで色の濃いタカトオコ… 全天撮影・追尾撮影編・小石原(5) ほとんどライフワーク?となりつつある全天撮影。今回も追尾・固定両方で撮りました。Flickrで大きな画像を見るEOS5D… 全天撮影・白木峰(6) 328で星雲星団を撮影している間、魚眼レンズで全天撮影を3時間近く放置撮影していました。放置撮影はらくちんですね^^EO… Follow me! FacebooktwitterHatenaPocket
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