ほとんどライフワーク?となりつつある全天撮影。

今回も追尾・固定両方で撮りました。

EOS5D3 EF8-15mmF4L F4 2min*20 ISO3200
Lee No3

総露出40分。全天でここまでの露出は今回初めて。
20枚コンポジットの星と、
20枚の画像の中の1枚の地上部分を合成しました。

西側の空の光害補正が下手くそで、
少し段になっているのが気に入りませんが、
画質的にはまあまあ満足できる結果となりました。


EOS5D3 EF8-15mmF4L F4 2min*20 ISO3200 Lee No3
加算平均でコンポジット・調整なし

コンポジットした元画像。
全天の追尾撮影では、
画質を上げるために露出時間を長くすると、
このように地上風景が大きく流れてしまいます。

新星景の2値マスクの手法で合成しようにも、
地上部の流れ方が東西・南北で大きく異なるため、
これまではあきらめていました。

EOS5D3 EF8-15mmF4L F4 2min ISO3200 Lee No3
1枚撮り 調整なし

追尾した元画像20枚のうちの1枚です。
2分の追尾なので少し流れていますが、
20枚全てを合成したものよりはずっとマシ。

この画像をベースに、
20枚コンポジット画像の星の部分だけを、
境界線を大きくぼかして円形で選択し、
切り取って重ねました。

地平近くは1枚画像の配合が100%となるので画質は上がりませんが、
元々星はあまり写っていないので、
大きな違和感は出ませんでした。

ただ、ノイズレベルが大きく異なるため、
1枚画像に対してはかなり強くノイズ軽減をかけています。

さらに固定撮影をコンポジットした地上風景を重ねれば、
地上風景を黒ツブレさせずに表現できるかもしれませんね。

様々な場所での、四季折々の星空を、
この方法で撮り続けていきたいと思います^^


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