近赤外に続き、HαナローバンドでM16/M17付近を撮影。
FSQ106ED+645RD(380mmF3.6) α7sフィルターレス改造
Baadar Hα7nm ISO1600 L150s×16(40min total) フラット、ダークなし
PS-CC camera rawでTIFF変換後、DSSでスタック、topaz adjust5でHDR処理
SXP+GT40+WAT910HX 自宅ベランダ

ISO1600に落として撮影したのですが、
2分30秒の露出ではかなり少なかったようです。
カメラの液晶モニタ上では十分な写りに見えたのですが、
だまされてはいけませんでした(笑
5分露出だと雲やガイドエラーのリスクも増えてしまうので、
次回からはISOは3200でしょうか。
淡い領域を狙うには、枚数が少なすぎたようです。
次回はもう倍くらいはかけないとですね。
PS-CC camera raw現像、topaz adjust5でHDR処理、
TIFF変換後、DSSでスタック

こちらは別バージョン。
同じ元raw画像群を、コマ単位でHDR処理後、
DSSでスタックしたものです。

このような、
「コマ単位で強めの画像処理を行ってから多数枚をコンポジットする」手法を、
便宜的にコマ単位プレ処理後スタックと勝手に呼ぶことにします。

前回のM8でもそうだったのですが、
「コマ単位プレ処理後スタック」は、
スタック
後に画像処理するようにも、
はるかにノイズ感が少なくなるようです。

(2015/10/25追記)
その後何度も試してみたのですが、
HDR後のスタックにあまりメリットはないとの結論に達しました。
前回のM8はなんでかすごく具合良かったんですけどねー。

HDR後スタックの最大の欠点は、
パラメータを調整するためには各コマの処理まで戻らないといけないことです。
いまひとつ具合が悪かったときのやり直しの手間が最大。
この方法は封印です。


でも今回の例では、ティテールがのっぺりとしてしまい、
強画像処理感・嘘くささ満点になってしまいました。
HDR処理のパラメータが悪かったのかも知れません。
(デノイズを強めにかけた)

コマ単位プレ処理後スタックでは、
スタック後の画像処理移行はほぼ後戻りできないので、
プレ処理の際のパラメータの追い込みやノウハウが
重要になりそうです。





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