大神充さんの作品。天リフギャラリーFB分室へのご投稿です。2月18日にアメリカで見られた火星食です。日本では見ることのできなかった珍しい現象を伝えていただきました。ありがとうございます。

月の後に隠れていた火星が半分ほど出現したのが1枚目。全部姿を現したのが2枚目。その後露出時間を長くして「地球照」による月の輪郭も写し込んだのが3枚目です。

月による惑星の食(掩蔽)は、皆既日食ほど珍しくはありませんが、皆既月食よりはやや珍しい現象です。しかし、昼間に起きる場合を除外すると、かなり珍しい現象といえるでしょう。

つるちゃんのプラネタリウム・火星食 2022年7月21日から22日にかけての夜
http://turupura.com/new/2022/2207_99.html

近年、東京で見られた火星食は、2019年7月4日 と 2021年12月3日に起こりました。しかし、いずれも昼間でした。東京で夜間に見られて高度が1度以上ある火星食は、1987年2月3日以来となります。同様の条件では、2042年3月4日まで見られませんから、ぜひこの機会にご覧になってください。

「火星食」に限定すると、さらに稀な現象になります。上のHPによると、夜間に東京で最後に見られたのは1987年。次は再来年の2022年7月21日から22日にかけてとなります。その次は2042年。実は筆者は火星食はまだ見たことがありません。再来年を楽しみにしたいと思います(*)。

(*) 広島以西では見られないようです。条件の良い北海道に遠征しますかね^^

https://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2020/02/c66c0c33430e337c0b1f2b9186ea81fa.jpghttps://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2020/02/c66c0c33430e337c0b1f2b9186ea81fa-150x150.jpg編集部新着天文現象大神充さんの作品。天リフギャラリーFB分室へのご投稿です。2月18日にアメリカで見られた火星食です。日本では見ることのできなかった珍しい現象を伝えていただきました。ありがとうございます。 月の後に隠れていた火星が半分ほど出現したのが1枚目。全部姿を現したのが2枚目。その後露出時間を長くして「地球照」による月の輪郭も写し込んだのが3枚目です。 月による惑星の食(掩蔽)は、皆既日食ほど珍しくはありませんが、皆既月食よりはやや珍しい現象です。しかし、昼間に起きる場合を除外すると、かなり珍しい現象といえるでしょう。 つるちゃんのプラネタリウム・火星食 2022年7月21日から22日にかけての夜 http://turupura.com/new/2022/2207_99.html 近年、東京で見られた火星食は、2019年7月4日 と 2021年12月3日に起こりました。しかし、いずれも昼間でした。東京で夜間に見られて高度が1度以上ある火星食は、1987年2月3日以来となります。同様の条件では、2042年3月4日まで見られませんから、ぜひこの機会にご覧になってください。 「火星食」に限定すると、さらに稀な現象になります。上のHPによると、夜間に東京で最後に見られたのは1987年。次は再来年の2022年7月21日から22日にかけてとなります。その次は2042年。実は筆者は火星食はまだ見たことがありません。再来年を楽しみにしたいと思います(*)。 (*) 広島以西では見られないようです。条件の良い北海道に遠征しますかね^^読者の傑作画像をピックアップ