いっかくじゅう座 NGC2170
寺崎正勝さんの作品。天リフギャラリーFB分室へのご投稿です。いっかくじゅう座の散光星雲NGC2170付近の星雲群をとらえました。
小さな対象ですが、4/3よりも一回り小さい1.0型センサー(12.5×10.0mm)の冷却CCDを使用し、細かなディテールが鮮明に描き出されています。Hαのナローバンド画像をLとRにブレンドしていることも貢献しています。小さなサイズのセンサーは小さなディープスカイ対象に有効であることを示す作品です。
右端の星の周りを取り囲む青い星雲が表題のNGC2170です。他の部分にはそれぞれ別の名前が振られているようです。こちらの吉田隆行さんのサイトに詳しく書かれていますのでご参照ください。
この領域はバーナードループのすぐ東、いっかくじゅう座にあります。明るいメジャー天体が目白押しのエリアですが、この星雲のように小さくても面白い対象が随所に見られます。寺崎さんの作品は口径130mmのアポクロマート屈折によるものですが、20cm前後のニュートン反射に小サイズセンサーを使用しても同じくらいの画角が得られるでしょう。
NGC2170のような、一見マイナーに見える天体をクローズアップして捉えるのも、天体写真の醍醐味の一つですね^^
https://reflexions.jp/tenref/gallery/2019/12/09/6351/https://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2019/12/cd569d3b93758613c0f214654ff29037.jpghttps://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2019/12/cd569d3b93758613c0f214654ff29037-150x150.jpg新着散光星雲寺崎正勝さんの作品。天リフギャラリーFB分室へのご投稿です。いっかくじゅう座の散光星雲NGC2170付近の星雲群をとらえました。 小さな対象ですが、4/3よりも一回り小さい1.0型センサー(12.5×10.0mm)の冷却CCDを使用し、細かなディテールが鮮明に描き出されています。Hαのナローバンド画像をLとRにブレンドしていることも貢献しています。小さなサイズのセンサーは小さなディープスカイ対象に有効であることを示す作品です。 右端の星の周りを取り囲む青い星雲が表題のNGC2170です。他の部分にはそれぞれ別の名前が振られているようです。こちらの吉田隆行さんのサイトに詳しく書かれていますのでご参照ください。 この領域はバーナードループのすぐ東、いっかくじゅう座にあります。明るいメジャー天体が目白押しのエリアですが、この星雲のように小さくても面白い対象が随所に見られます。寺崎さんの作品は口径130mmのアポクロマート屈折によるものですが、20cm前後のニュートン反射に小サイズセンサーを使用しても同じくらいの画角が得られるでしょう。 NGC2170のような、一見マイナーに見える天体をクローズアップして捉えるのも、天体写真の醍醐味の一つですね^^編集部山口 千宗kojiro7inukai@gmail.comAdministrator天文リフレクションズ編集長です。天リフギャラリー
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