おうし座の超新星残骸(Sh2-240, Simeis147)再び
吉村研さんの作品。天リフギャラリーFB分室へのご投稿です。おうし座の超新星残骸「Sh2-240」です。
この星雲はブロードバンドのRGBの場合は相当な難物で、最近は「レムナント(超新星残骸)」をもじって「無理ナント」とまで呼ばれる始末^^;;
この作品は「モノクロHαナローバンド(半値幅5nmフィルター)」によるもの。ナローバンドなら撮影ははるかに有利になりますが、それでも難物であることには変わりません。淡い部分や細かなフィラメント構造まで、焦点距離200mmとは思えない精緻さで難物をとらえました。足かけ2年、総露出9時間20分の積み重ねの賜物でしょう。
実はこの吉村さんの作品の「前半(2017年)」のリザルトも本ギャラリーでピックアップさせていただいています。この時は総露出246分。これにさらに倍以上の露出を加え、2年分の画像処理技術の向上で仕上がったのが今回の作品です。
過去の画像を積み重ね、再処理を繰り返していくのも、最近のディープスカイの楽しみ方の一つの潮流といえるでしょう。
https://reflexions.jp/tenref/gallery/2019/12/12/6355/https://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2019/12/0bbaf75768e7c713bf396c6a566eab30-1024x1008.jpghttps://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2019/12/0bbaf75768e7c713bf396c6a566eab30-150x150.jpg新着散光星雲吉村研さんの作品。天リフギャラリーFB分室へのご投稿です。おうし座の超新星残骸「Sh2-240」です。 この星雲はブロードバンドのRGBの場合は相当な難物で、最近は「レムナント(超新星残骸)」をもじって「無理ナント」とまで呼ばれる始末^^;; この作品は「モノクロHαナローバンド(半値幅5nmフィルター)」によるもの。ナローバンドなら撮影ははるかに有利になりますが、それでも難物であることには変わりません。淡い部分や細かなフィラメント構造まで、焦点距離200mmとは思えない精緻さで難物をとらえました。足かけ2年、総露出9時間20分の積み重ねの賜物でしょう。 https://reflexions.jp/tenref/gallery/2017/12/29/3237/ 実はこの吉村さんの作品の「前半(2017年)」のリザルトも本ギャラリーでピックアップさせていただいています。この時は総露出246分。これにさらに倍以上の露出を加え、2年分の画像処理技術の向上で仕上がったのが今回の作品です。 過去の画像を積み重ね、再処理を繰り返していくのも、最近のディープスカイの楽しみ方の一つの潮流といえるでしょう。編集部山口 千宗kojiro7inukai@gmail.comAdministrator天文リフレクションズ編集長です。天リフギャラリー
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