寺崎正勝さんの作品。天リフギャラリーFB分室へのご投稿です。フィルム時代は淡い難物でしたが、デジタル以降、特にナローバンド撮影が広まった以降は、比較的大きく色の対比が美しいこともあって、多くの方に撮影される人気対象になっています。

この作品は、長焦点の屈折望遠鏡に冷却CCDを使用し、AOOナローバンドでたっぷり10時間露出されたものです。色の対比だけでなく、中心星から放射状に流れ出す、まるで人間の瞳のようなディテールの描出が見事です。

TOA130NF EM400Temma2M Starlightxpress SX-814  Hα(7nm):15分×19コマ、OⅢ(8.5nm):15分×21枚  計600分露出  AOO疑似カラー合成

らせん星雲までの距離はWikipediaによると680光年。こと座のリング星雲が2300光年、こぎつね座の亜鈴星雲が1360光年ですから、元々大きな上に近くにあることになります。今後も「最強!」の惑星状星雲として天文ファンに愛され続けることでしょう。

https://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2019/09/53f8357dacef5b0192aa105034f4409b-793x1024.jpghttps://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2019/09/53f8357dacef5b0192aa105034f4409b-150x150.jpg編集部新着惑星状星雲寺崎正勝さんの作品。天リフギャラリーFB分室へのご投稿です。フィルム時代は淡い難物でしたが、デジタル以降、特にナローバンド撮影が広まった以降は、比較的大きく色の対比が美しいこともあって、多くの方に撮影される人気対象になっています。 この作品は、長焦点の屈折望遠鏡に冷却CCDを使用し、AOOナローバンドでたっぷり10時間露出されたものです。色の対比だけでなく、中心星から放射状に流れ出す、まるで人間の瞳のようなディテールの描出が見事です。 らせん星雲までの距離はWikipediaによると680光年。こと座のリング星雲が2300光年、こぎつね座の亜鈴星雲が1360光年ですから、元々大きな上に近くにあることになります。今後も「最強!」の惑星状星雲として天文ファンに愛され続けることでしょう。読者の傑作画像をピックアップ