木原裕一さんの作品。アンドロメダ座のM31です。この晩はひたすらM31と撮り続けたそうですが、総露出3時間半、その積み上げに見合う見事な仕上がりになりました。

赤の波長域をHαを中心にカットするHEUIBⅡフィルターの効果もあってか、腕の中に点在する赤いHII領域がよく出ています。星の色もよく出ていて、機材の能力をフルに引き出した作品といえるでしょう。

ED80sf + RD(510mm) EOS70D(SEO-SP4) + HEUIBⅡ Advanced-VX QHY5L-Ⅱ+ステラショットでガイド ISO1600、450秒*27枚、ダーク、フラット ステライメージ7でダーク&フラット補正、コンポジット、並びに下地調整、Photoshop CS6にて最終仕上げ

この作品を拝見すると、やはり露出時間を十分にかけることが天体写真では一番重要であると実感します。短い人生?、いろんな被写体を撮りたくなる気持ちをグッとこらえて、力の限りの長時間露出をかけた入魂の一枚を撮ってみる。ハイクオリティの元画像が得られれば、画像処理のテクニックもより身につく。モチベーションも上がる。

編集子もこの冬の「入魂の一枚」にどこを撮ろうか、この作品に刺激されて思案中です^^

https://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2018/10/1023kihara_t-1024x684.jpghttps://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2018/10/1023kihara_t-150x150.jpg編集部銀河木原裕一さんの作品。アンドロメダ座のM31です。この晩はひたすらM31と撮り続けたそうですが、総露出3時間半、その積み上げに見合う見事な仕上がりになりました。 赤の波長域をHαを中心にカットするHEUIBⅡフィルターの効果もあってか、腕の中に点在する赤いHII領域がよく出ています。星の色もよく出ていて、機材の能力をフルに引き出した作品といえるでしょう。 この作品を拝見すると、やはり露出時間を十分にかけることが天体写真では一番重要であると実感します。短い人生?、いろんな被写体を撮りたくなる気持ちをグッとこらえて、力の限りの長時間露出をかけた入魂の一枚を撮ってみる。ハイクオリティの元画像が得られれば、画像処理のテクニックもより身につく。モチベーションも上がる。 編集子もこの冬の「入魂の一枚」にどこを撮ろうか、この作品に刺激されて思案中です^^読者の傑作画像をピックアップ