笹谷洋吉さんの作品。天リフギャラリーFB分室へのご投稿です。秋の空の横綱、アンドロメダ座のM31です。APS-Hセンサーサイズの冷却CCDカメラStarlight Xpress SX-46 を使用し、鏡筒はタカハシのFSQ106ED+レデューサの構成。

Takahashi FSQ-106ED Starlight Xpress SX-46 Mount: Takahashi EM-200 Temma2 Takahashi QE 0.73X L:3x600s R(2×2):3x300s G(2×2):3x300s B(2×2):4x300s

M31は結構派手目の処理が好まれる(個人的な意見ですが)ので、Nik Collectionでストラクチャ強めで処理してみました。

M31は多くの人によって撮られている全天有数のメジャー天体ですが、この作品では冷却CCDによるLRGBの高S/Nを生かして、総露出時間75分と短めながら星雲の構造を強調する方向性で処理されています。中心部の飛びも抑えられ、星の色もしっかり出ていて、撮影者様の高い技量が伺えます。

M31のような明るいメジャー天体は撮りやすく敷居は低いのですが、目指す表現の方向性を意識し始めたとたんに奥深く難しい対象となります。自分なりに気に入ったメジャー天体を毎年撮影し、じっくりどっぷり試行錯誤して毎年の進歩を確認するのも楽しみ方の一つ。そういう人に対しても、この作品は大いに参考になることでしょう。

M31アンドロメダ銀河https://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2018/08/1500de125c7240046c3cb5778e4e4782-1024x830.jpghttps://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2018/08/1500de125c7240046c3cb5778e4e4782-150x150.jpg編集部深宇宙銀河笹谷洋吉さんの作品。天リフギャラリーFB分室へのご投稿です。秋の空の横綱、アンドロメダ座のM31です。APS-Hセンサーサイズの冷却CCDカメラStarlight Xpress SX-46 を使用し、鏡筒はタカハシのFSQ106ED+レデューサの構成。 M31は結構派手目の処理が好まれる(個人的な意見ですが)ので、Nik Collectionでストラクチャ強めで処理してみました。 M31は多くの人によって撮られている全天有数のメジャー天体ですが、この作品では冷却CCDによるLRGBの高S/Nを生かして、総露出時間75分と短めながら星雲の構造を強調する方向性で処理されています。中心部の飛びも抑えられ、星の色もしっかり出ていて、撮影者様の高い技量が伺えます。 M31のような明るいメジャー天体は撮りやすく敷居は低いのですが、目指す表現の方向性を意識し始めたとたんに奥深く難しい対象となります。自分なりに気に入ったメジャー天体を毎年撮影し、じっくりどっぷり試行錯誤して毎年の進歩を確認するのも楽しみ方の一つ。そういう人に対しても、この作品は大いに参考になることでしょう。読者の傑作画像をピックアップ