編集部ピックアップ、今日の一枚。

撮影:塚原誠

昇る夏の銀河。

若干季節はずれではありますが、この作品は3ヶ月ほど前に撮影・処理された「初パノラマ合成」の作品を再処理されたものだそうです。

自分の作品を時間を空けた後に改めて処理し直すことは、とても勉強になる上、処理技術の進歩も実感できるためモチベーションも上がるものです。このことを塚原様は「大体過去の自分の画像を見ると、いつもなんじゃこりゃって思います」と表現されていますが、それはまさしく進歩の証といえるでしょう。

この作品は、パノラマ合成、地上風景/星空別撮り合成(新星景)によるものです。作者の塚原様は、これらの手法を駆使して精細感と臨場感あふれる天の川の作品を数多く発表されています。

カメラはAPS-Cセンサーのデジタル一眼カメラですが、「パノラマ合成」の手法を活用すれば、センサーサイズの小ささは画質面においてほぼ問題にならなくなります。

1枚撮りには1枚撮りなりの良さがありますが、さまざまな技法を組み合わせて、手持ちの機材の能力を120%発揮することは、星空の撮影の大きな楽しみの一つといえるでしょう。

 

https://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2017/10/1025tsukahara-1024x401.jpghttps://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2017/10/1025tsukahara-150x150.jpg編集部星景自然天の川,夏の銀河編集部ピックアップ、今日の一枚。 撮影:塚原誠様 昇る夏の銀河。 若干季節はずれではありますが、この作品は3ヶ月ほど前に撮影・処理された「初パノラマ合成」の作品を再処理されたものだそうです。 自分の作品を時間を空けた後に改めて処理し直すことは、とても勉強になる上、処理技術の進歩も実感できるためモチベーションも上がるものです。このことを塚原様は「大体過去の自分の画像を見ると、いつもなんじゃこりゃって思います」と表現されていますが、それはまさしく進歩の証といえるでしょう。 この作品は、パノラマ合成、地上風景/星空別撮り合成(新星景)によるものです。作者の塚原様は、これらの手法を駆使して精細感と臨場感あふれる天の川の作品を数多く発表されています。 カメラはAPS-Cセンサーのデジタル一眼カメラですが、「パノラマ合成」の手法を活用すれば、センサーサイズの小ささは画質面においてほぼ問題にならなくなります。 1枚撮りには1枚撮りなりの良さがありますが、さまざまな技法を組み合わせて、手持ちの機材の能力を120%発揮することは、星空の撮影の大きな楽しみの一つといえるでしょう。  読者の傑作画像をピックアップ