編集部ピックアップ、今日の一枚。

撮影:Keiichi Toyoda

青森県八甲田山の近く、城ヶ倉大橋からの天の川。

山間部の幹線道路、特に橋梁では、光度の強い灯りが連続するのが天文ファンには悩みの種。特にナトリウムランプに照らされた地上風景は補正不可能なほど色転びしてしまいます。

しかしこの作品では、その連続するナトリウム灯を正面に配置し深い谷を跨ぐ橋の力強さを表現した上で、その上に立ち上るダイナミックな天の川と両立させています。

また、カラーバランスを無理に補正しなかったことが、自然と建築物の「調和」でも「不調和」でもない、不思議な存在感を引き立てているのでしょうか。

この作品は別撮り合成ではなく1枚撮りだそうです。このような極端な輝度差の被写体に正面から向き合い、見事な作品に仕上げられたことに敬意を表します。

星景写真の可能性と発想の広がりを感じさせる作品です。

じゃらん.net 城ヶ倉大橋
http://www.jalan.net/kankou/spt_02201aj2200123917/

 

https://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2017/08/0817toyodas.jpghttps://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2017/08/0817toyodas-150x150.jpg編集部星景自然構造物天の川,夏の銀河編集部ピックアップ、今日の一枚。 撮影:Keiichi Toyoda様 青森県八甲田山の近く、城ヶ倉大橋からの天の川。 山間部の幹線道路、特に橋梁では、光度の強い灯りが連続するのが天文ファンには悩みの種。特にナトリウムランプに照らされた地上風景は補正不可能なほど色転びしてしまいます。 しかしこの作品では、その連続するナトリウム灯を正面に配置し深い谷を跨ぐ橋の力強さを表現した上で、その上に立ち上るダイナミックな天の川と両立させています。 また、カラーバランスを無理に補正しなかったことが、自然と建築物の「調和」でも「不調和」でもない、不思議な存在感を引き立てているのでしょうか。 この作品は別撮り合成ではなく1枚撮りだそうです。このような極端な輝度差の被写体に正面から向き合い、見事な作品に仕上げられたことに敬意を表します。 星景写真の可能性と発想の広がりを感じさせる作品です。 じゃらん.net 城ヶ倉大橋 http://www.jalan.net/kankou/spt_02201aj2200123917/  読者の傑作画像をピックアップ