編集部ピックアップ、今日の一枚。

撮影:髙橋昌弘(まーちゃる)

SAOカラー合成によるNGC6888クレセント星雲です。

総露出時間6時間強の大作。半分の露出をHαに割り当てているためか、付近一帯のHαの星雲が淡い部分まで描出され、その光に包まれたクレセント星雲の青い輝きが鮮烈な印象を与える作品です。

通常のRGBカラーでは白っぽい赤に写るクレセント星雲ですが、SAOカラーで青成分が強調されると全く異なる印象となります。このあたりの色表現の自由度の高さもSAOカラーの魅力ではないでしょうか。

この作品がSAOカラー初挑戦だったそうです。
まだまだ撮影する人の少ないSAOカラー合成ですが、この作品をはじめとする数多くの秀作が撮られることで、今後取り組む人がますます増えてくることでしょう。

 

https://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2017/07/0726takahashi_s-1024x538.jpghttps://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2017/07/0726takahashi_s-150x150.jpg編集部散光星雲深宇宙ナローバンド編集部ピックアップ、今日の一枚。 撮影:髙橋昌弘(まーちゃる)様 SAOカラー合成によるNGC6888クレセント星雲です。 総露出時間6時間強の大作。半分の露出をHαに割り当てているためか、付近一帯のHαの星雲が淡い部分まで描出され、その光に包まれたクレセント星雲の青い輝きが鮮烈な印象を与える作品です。 通常のRGBカラーでは白っぽい赤に写るクレセント星雲ですが、SAOカラーで青成分が強調されると全く異なる印象となります。このあたりの色表現の自由度の高さもSAOカラーの魅力ではないでしょうか。 この作品がSAOカラー初挑戦だったそうです。 まだまだ撮影する人の少ないSAOカラー合成ですが、この作品をはじめとする数多くの秀作が撮られることで、今後取り組む人がますます増えてくることでしょう。  読者の傑作画像をピックアップ