編集部ピックアップ、今日の一枚。

撮影:山崎明宏様

7月7日、七夕の晩の土星。
40cm純カセグレン望遠鏡とモノクロCMOSカメラで撮影した10分間の動画からカラー合成されたもの。

土星の輪の細かな構造と、本体の縞模様の微妙な色の違いが見事に描き出されています。

特に、A環の外側にある「エンケの空隙」や、最も本体に近い淡い「C環」、B環内側のやや暗い部分などに注目。

強い空間強調をかける惑星の画像処理では、エッジ部分が変に強調されてしまい、土星の輪に「偽のすき間」ができてしまうことがよくありますが、下のハッブル宇宙望遠鏡が撮影した土星の画像と比較しても、主要な微細構造は「真のすき間」であることがわかります。

ホーキング織野の、サラリーマン宇宙を語る
土星とは、どのような惑星か?


ハッブル宇宙望遠鏡が可視光線で撮影した土星
出展:Solar System Exploration:Saturn

 

https://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2017/07/9f2bf658a43a8076eaabf99773d81a5f-1024x680.jpghttps://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2017/07/9f2bf658a43a8076eaabf99773d81a5f-150x150.jpg編集部惑星2017/7太陽系土星編集部ピックアップ、今日の一枚。 撮影:山崎明宏様 7月7日、七夕の晩の土星。 40cm純カセグレン望遠鏡とモノクロCMOSカメラで撮影した10分間の動画からカラー合成されたもの。 土星の輪の細かな構造と、本体の縞模様の微妙な色の違いが見事に描き出されています。 特に、A環の外側にある「エンケの空隙」や、最も本体に近い淡い「C環」、B環内側のやや暗い部分などに注目。 強い空間強調をかける惑星の画像処理では、エッジ部分が変に強調されてしまい、土星の輪に「偽のすき間」ができてしまうことがよくありますが、下のハッブル宇宙望遠鏡が撮影した土星の画像と比較しても、主要な微細構造は「真のすき間」であることがわかります。 ホーキング織野の、サラリーマン宇宙を語る 土星とは、どのような惑星か? ハッブル宇宙望遠鏡が可視光線で撮影した土星 出展:Solar System Exploration:Saturn  読者の傑作画像をピックアップ