編集部ピックアップ、今日の一枚。

撮影:橋本裕二様

 16個の「惑星状星雲」です。
「惑星状星雲」は小さく輝き惑星のように見えることからついた名前ですが、もちろん太陽系内の天体ではなく、星の一生の最後の段階を迎えた「白色矮星」が、自らが放出したガスを照らして輝いているものです。

ごらんのように大まかには球状をしていますが、細かな構造と色はご覧の通り多種多様です。眺めるほどの宇宙の不思議と自然の織りなす美を感じずにはいられません。

惑星状星雲はとても小さいものが多いため、撮影には焦点距離の長い望遠鏡が必要になります。一方で、輝度が比較的高いため、淡く広がった星雲と比較して街灯りの影響をうけにくい天体といえます。

本作品は全て口径25cmのニュートン式反射望遠鏡SE250Nによるものです。長焦点のニュートン式反射望遠鏡を使いこなすのは高い技術と経験が必要ですが、その性能をいかんなく発揮した見事な作品です。


参考リンク)
Wikipedia・惑星状星雲

惑星状星雲の形成と発光のメカニズムについて簡単に触れられています。なぜこのように多様なのかについての記述はありません。

Yahoo!知恵袋
惑星状星雲はすべて生まれる原理は同じはずなのに、なぜ個々によってあれほど様子(色、形状など)が違うのでしょうか?

惑星状星雲の形状の多様性の理由はまだよくわかっていないようです。
連星系による影響・星の構成物質の違い・惑星状星雲の形成段階の違いなどいくつかの要因が提唱されているものの、そもそもの生成メカニズムも含めて、詳しいことはまだ未解明なようです。

 

 

https://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2017/07/hashimoto-1024x674.jpghttps://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2017/07/hashimoto-150x150.jpg編集部深宇宙惑星状星雲編集部ピックアップ、今日の一枚。 撮影:橋本裕二様  16個の「惑星状星雲」です。 「惑星状星雲」は小さく輝き惑星のように見えることからついた名前ですが、もちろん太陽系内の天体ではなく、星の一生の最後の段階を迎えた「白色矮星」が、自らが放出したガスを照らして輝いているものです。 ごらんのように大まかには球状をしていますが、細かな構造と色はご覧の通り多種多様です。眺めるほどの宇宙の不思議と自然の織りなす美を感じずにはいられません。 惑星状星雲はとても小さいものが多いため、撮影には焦点距離の長い望遠鏡が必要になります。一方で、輝度が比較的高いため、淡く広がった星雲と比較して街灯りの影響をうけにくい天体といえます。 本作品は全て口径25cmのニュートン式反射望遠鏡SE250Nによるものです。長焦点のニュートン式反射望遠鏡を使いこなすのは高い技術と経験が必要ですが、その性能をいかんなく発揮した見事な作品です。 参考リンク) Wikipedia・惑星状星雲 惑星状星雲の形成と発光のメカニズムについて簡単に触れられています。なぜこのように多様なのかについての記述はありません。 Yahoo!知恵袋 惑星状星雲はすべて生まれる原理は同じはずなのに、なぜ個々によってあれほど様子(色、形状など)が違うのでしょうか? 惑星状星雲の形状の多様性の理由はまだよくわかっていないようです。 連星系による影響・星の構成物質の違い・惑星状星雲の形成段階の違いなどいくつかの要因が提唱されているものの、そもそもの生成メカニズムも含めて、詳しいことはまだ未解明なようです。    読者の傑作画像をピックアップ