本格的な冬が到来してしまいました。
福岡市内では、冬の間は完全な裏日本気候で、冬型が決まると雲に覆われる日が続きます。
冬型の間毎日晴れの続く関東地方が羨ましい。。。

となると、晴天を求めて太平洋側に脱出することになり、機動性に富むポラリエの出番。

というわけで、少しでも晴れの撮影機会を生かそうと、ポラリエにカメラを二台搭載することを試してみました。
前々から二台搭載したいと思っていたのですが、高名な淡路島の総統がバランスウェイト代わりにジャンクカメラを使っているという記事を某所での見て、最初は半分ネタで始めたのですが・・・
やっているうちにちゃんと二台搭載できそうなので、あーでもないこーでもないと試行錯誤することに。
テレスコ工作工房製雲台ベースのバランスウェイト軸のネジは1/4インチなので、最初はウェイト軸の端に直接自由雲台を付けてみたのですが、カメラが赤経軸から離れすぎて、うまくバランスが取れません。
そこで、雲台ベースにアルカスイスプレートを装着し、プレートの片側に自由雲台、反対側にウエイトシャフトを搭載してみました。
赤経方向も赤緯方向もバランスをしっかり調整できるので、なかなか安定した装着感。これはいけるね。
クランプを水平方向に回転できるパノラマ雲台にすればもっと具合がよさそうです。
ウエイトシャフトがじゃまになってちょっと構図が取りにくいのが難点ですが。
写真のクランプとプレートはガイド鏡固定用に使っているK-Astecのものなので、SXPとの同時稼働を考慮してさらにクランプ、プレート、パノラマ雲台をぽちってしまいました。小物がどんどん増殖していきます・・・
これについては到着次第レポート予定です。
ところで、SXシリーズのウェイト軸のネジはなぜかM6。1/4インチにしてくれれば、雲台が装着できのですが。
(2015/3/29記)
二台搭載を試してみたのですが、結論からいってなかなか運用は難しそうです。
一番の問題は、構図合わせの際に自由雲台のクランプを緩めると、赤緯方向に無理な力がかかってしまい構図がずれやすくなってしまいます。
頑張れば使えなくもないのですが、なかなか大変。
やはりポラリエはなるべく簡便に、軽量に使うのが吉、ではないでしょうか。

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