波照間でのポラリエの活躍で、ポラリエの真価はやはり撮影システムの簡素化・軽量化に発揮されると確信した。
そこで手に入れた新アイテム。BORGアングルプレート35VP、6000円。

重量55gと超軽量。アルカスイスプレート互換。

三脚に取り付けたところ。自由雲台を使うよりも軽量化でき、重心も低くなり安定度が増す。
ポラリエを乗せたときに不用意にずれないように、溝が掘ってあるのが優れもの。

プレートには1/4インチのねじ穴が2つ、3/8インチのねじ穴が一つ切ってあり、三脚とのバランスを調整できる。

ノーマルな使用法。重心がほぼ三脚の上になり、極軸望遠鏡も使用可能。
しかし、ノーマル接続では、天頂〜北天あたりをねらうとこのようにかなり苦しい姿勢になる。
こちらはリバース接続。重心が少し外に出てしまい、極軸望遠鏡も使えないが、天頂付近をねらう場合でも窮屈でなくなる。
星景用にはこっちがよさげだな。
カメラを除いた総システム重量が2kgを切った。OMD+12mmF2と組み合わせれば2.6kgを切る。
たぶんこれが現時点での最強・最軽量の星景撮影システムだろう。
一度やってみたいと思っているのが、月明かりの中の夜の縦走。
夕方から行動を始めて稜線の上で薄明を過ごし、夜半まで星景撮影、下弦の月の出を待って、ゆっくりゆっくり月夜の稜線を星景を撮りながら歩く。ちびりちびりやりながら夜明けを稜線のテント場で迎える。サイコーだろうな。モデルコースは双六発槍ヶ岳肩かな。


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