カタリナ彗星が夜明け前の東の空に見えています。

珍しく晴れたので早速ベランダから撮影。
FSQ106ED F5 30sec*16 ISO6400
A7S(フィルターレス改造) SC72フィルター
SXPオートガイド DSS Drizzle 2x

かなりの低空のため、
福岡市内の光害を避けるために近赤外のモノクロ撮影です。
フィルターレスのα7SにSC72を付けると、
光害や薄明光、月明かりがかなりカットできる割に、それなりの実効感度を得られるため、
格好の「彗星撮り逃げ」カメラになります。
この彗星は、イオンテイル(左上に延びている)と、
ダストテイル(右下に延びている)が反対側になびいていて、
かなり珍しい見え方です。
イオンテイルは青っぽいので、近赤外では写らないかと思いまたが、
三本に分かれた光条をとらえることができたようです。

今回、彗星の位置を調べることのできるアプリを入れてみました。
ビクセンのCommet bookです。
使い方は簡単。明るい彗星を双眼鏡で見るような用途には十分ですね。
でも、彗星の赤経と赤緯も見られるようにして欲しい・・
折角の自動導入と連動できないし。star book tenの星図とにらめっこして導入しました。
それと、現在の時刻を自動でトレースする設定も欲しいですね。
てっきりそうなっているものと思って、
デフォルトの位置(カタリナ彗星は11/28でした)を探していました–;
しばらくは月明かりが邪魔ですが、月が細くなる週明けあたりからは彗星の高度も上がって、格好の撮影対象となるでしょう。

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