カタリナ彗星
カタリナ彗星が夜明け前の東の空に見えています。
珍しく晴れたので早速ベランダから撮影。
福岡市内の光害を避けるために近赤外のモノクロ撮影です。
フィルターレスのα7SにSC72を付けると、
光害や薄明光、月明かりがかなりカットできる割に、それなりの実効感度を得られるため、
格好の「彗星撮り逃げ」カメラになります。
この彗星は、イオンテイル(左上に延びている)と、
ダストテイル(右下に延びている)が反対側になびいていて、
かなり珍しい見え方です。
イオンテイルは青っぽいので、近赤外では写らないかと思いまたが、
三本に分かれた光条をとらえることができたようです。
今回、彗星の位置を調べることのできるアプリを入れてみました。
ビクセンのCommet bookです。
使い方は簡単。明るい彗星を双眼鏡で見るような用途には十分ですね。
でも、彗星の赤経と赤緯も見られるようにして欲しい・・
折角の自動導入と連動できないし。star book tenの星図とにらめっこして導入しました。
それと、現在の時刻を自動でトレースする設定も欲しいですね。
てっきりそうなっているものと思って、
デフォルトの位置(カタリナ彗星は11/28でした)を探していました–;
しばらくは月明かりが邪魔ですが、月が細くなる週明けあたりからは彗星の高度も上がって、格好の撮影対象となるでしょう。
カタリナ、なかなか面白い格好になってますね。
私も12/1,2,4と、明け方青空が覗いている隙を突いては撮ってます。
自宅撮りはいつでも即座に撮影開始できるのが良いですね。
今朝はものすごう木枯らしでしたが、風の強い日の透明度はなかなかのものです。
住宅地でもF10の暗い鏡筒ながら、URLのように長いイオンテイルが写りました。
Commented by HUQ at 2015-12-04 17:34 x
星図はスマホに入れたSkySafari Pro を使ってます。スマホアプリだと、家に置き忘れて出撃してしまうことがないのがイイですw
SkySafari はタッチした天体の詳細情報のなかにRa,Decが入っているので、カタリナはいつも金星からの相対角で導入しています。
目盛環のあるSWAT-350と、higlasi-3Bのデジタル目盛環を使って、毎日ファインダー要らずのf=600mm一発導入です。
これに慣れてると、自動導入は対恒星時1440倍速ぐらいでないと、待ってられません。(^O^;
HUQさん
写真拝見しました。ご自宅でここまで写るんですね。
イオンテイルの形が日々変わってますね。これからが楽しみですが、裏日本の福岡は今朝も微妙に曇りでした(TT)。
SkySafari Pro、4800円もするんですねぇ。。でもよさげですね。
SB10の一番不満なところは画面の精細度が不足しているのと、思ったところをすぐに表示できないところなんですが、タッチデバイスに星図があれば確かに便利そう。
SXPの自動導入で一番不満なのはアライメントをテレスコープウエストで始めないといけないところです。うちのベランダは南東向きなので反転の
間待たされてしまいます。イーストでも始められるようにできないもんですかね。
Commented by HUQ at 2015-12-05 08:27 x
今朝はこちらもアウトでした。(^O^;
いや、2~3コマぐらいは撮れた筈なんですが…しょうがないから月でも撮るか、と思って撮っているうちに晴れて…コレ撮り終わったらカタリナを!と思ってるうちに再び雲が…(- -;
SkySafari、方位センサに対応しているので、「かざした方角を表示する」ということも出来ます。
…私のスマホの磁極検知精度が悪いため、表示が頻繁にひっくり返って使ってませんが。w
SXPのアライメント、最初に南半球モードではじめたらイーストで始まったり??…でも、北半球モードに切り替えたらアライメントやり直しですよね。(^^;;
HUQさん
今朝ノーマークだったのですが晴れ間出てたみたいです。
明朝はもう少し天気が良さそうなので近場に出てみようかな。
南半球モード^^;
Commented by HUQ at 2015-12-07 13:55 x
こちらも晴れていたようですが寝倒してしまいました…くぅ、痛恨。
明朝こそ…
そろそろf=374mmフラットナー仕様に変えてみます。
昨日は構えていたのに途中から雲、今朝は安心して寝ていたら晴れ。
天気は思うようになりませんね^^
tailがけっこう長いようなので、374mmでも条件が良いところならはみ出るかも知れませんね。