少し前になりますが、スカイメモR用の専用三脚をオクで入手しました。

カメラ三脚では若干強度に不満があったのと、JILVA導入で三脚がもう一組必要になるからです。

入手したのは、ひとつ前の「スカイメモR」用の三脚。
最新モデルとは色が異なっています。(最新は白、R用はウグイス色)
脚の長さは実測で縮小時50cm、延長時75cm。
重量は4キロ。
また、ウグイス色モデルも2つあるようで、
これは脚先端と三脚座の金具が長い旧型と思われます。
右上のプレートも旧型のみの付属のようです。
M8のバカ穴が3つ空いていて、カメラ雲台を取り付けられます。



脚の先端。
小さなゴムキャップが付いています。
自分なら間違いなく1年以内になくしてしまうでしょうw
昔の天体望遠鏡三脚を彷彿させる三脚開き止め。
M6のボルトと蝶ネジで止めるのですが、この工程がめんどくさい・・
針の穴に糸を通すとまでは言いませんが。

開き止めに取り付ける物置プレート。
本体駆動の電源、露よけヒーターの電源、取りあえずの小物とかが置けるので、これは重宝しますね。
でも蝶ネジに昭和の香w


 

三脚座。かなり大きいです。しっかり締め上げて固定できます。
カメラ三脚は(GIZZOを除いて)どうしてもこの部分にがたつきが残ってしまいます。

この三脚は微動マウント込みの一体設計となっています。
写真は下から見たところ。
M8の押し引きネジで微動/固定します。強度は十分。
右のネジはスカイメモ本体を取り付けるM8の専用ネジ。


 


組み上がり図。いい感じですね♪
微動台座の可動範囲が大きいのもマル。
赤道直下でもOK。ただし、北側には強くなく、北緯50度くらいまでが上限です。
うーん。でも高さがかなり低いかも・・・

これまで使用していたスリックのカーボン3段(913PRO)と比較してみました。
三脚を目一杯伸ばしても、目一杯縮めたカーボン3段より少し高いくらい・・

これまでは、写真のようにカーボン三脚を1段伸ばして使っていました。
この高さではちょっと構図合わせが大変そうです。。。


 

スカイメモRS本体を取り付けたところ。
一目、色が合わないのはご愛嬌w
本体と微動雲台の接合面はとても広く、専用のM8ネジ二本でしっかり固定できます。

しかし、スカイメモ本体も大概かさばるのですが、この三脚の存在感といったら。
縮めてたたんでも小さくなった気がしませんw

試しにJILVA-170も載せてみました。
ダブル微動雲台という訳の分からない構成ですw
ちょっと重心が高くなりますが、十分実用範囲。
まさかの事態にはこの構成の使用もあるかも。

微動台座への取付は、付属のプレート経由で行います。
写真は1/4ネジでプレートをJILVAに取り付けたところ。
後はスカイメモRS本体同様、M8ネジ2本で取り付けます。
ところで・・
JILVA用の専用三脚BT三脚が間もなく(?)やってくる予定です。
天体撮影用の小型赤道儀にマッチした三脚には、
正直良いモノが少ないのが現状なのですが、
これにはとても期待しています。
到着次第レビュー予定です。


おまけ・「スカイメモRS最強最安入門用写真赤道儀説」
この三脚、最新モデルは実売で新品3万円強。
自分はヤフオクで1万円台後半。
微動雲台も付いていてコストパフォーマンスは高いです。
でもまじめな話、この専用三脚もスカイメモRS本体も、
色々微妙なところがあり、今風ではないです。
しかし、安定度・追尾精度・極軸合わせの精度などの基本性能は一流で、
200mm望遠を余裕で使える高さです。
しかも安い。
三脚も微動雲台も極軸望遠鏡も一式、ヤフオクなら6万以下で入手できるでしょう。
何も機材を持たない人が、初めて本格的に星野写真にチャレンジするには、最安最強の赤道儀ではないでしょうか。
JILVA導入で328担当からは外れてしまったスカイメモRSですが、今後も星野ツインカメラマシンとして活躍させる予定です^^
いずれオクに出品するかも知れませんが・・その時はこの記事をご参考に。

関連記事

Follow me!