DSP2023新企画!星景・星野写真のプラネタリウムドーム上映会用素材公募のお知らせ
DSP2023での新企画です
これはDSP2023で新しく始める企画「KAGAYAKE!2023プラネドーム上映素材募集」についてお知らせします。
概要
「公募で頂いた映像データをスターフォーレスト御園のプラネタリウムのドームに上映する」
一言でいえばこれだけです
スターフォーレスト御園のプラネタリウムドーム(以下ドーム)には星空投影のためのプラネタリウムだけでなく、様々な映像の投影が可能な広角ズームプロジェクターがあります
このプロジェクターを使って上映する作品を一般公募し、それをDSP2023の期間中に上映会を行おう、というものです
ドーム上映会の意義
ワイドで立体感のあるスクリーンに自分の作品を投影できる
星景写真を撮るあなた、見るあなた、普段はどんな形で作品を鑑賞していますか?
スマホ、タブレット、PC画面、プリント等いろいろな展示鑑賞方法で美しいと感じた景色、星空などを展示表示鑑賞してきたのではないでしょうか?
DSP2023ではドームをスクリーンとして上映、鑑賞する場を設けようと考えました。
撮影したときに感じた感動を再現・共有できるかも
プラネタリウムでは、ドームに星空を投影することで、実際の星空での見え方を学ぶことができます。星空や星景を撮影する人(作者)は実際の星空の下で見て感じた世界を画像に写し込んで作品を作っています。これを星空を投影するためのドームに投影することで作者が写したいと思った実際の映像を再現することができるのではないかと考えています。
撮影した時には「素晴らしい景色だ!」と感動して撮影したものの、モニターで見たらそうでもなかった、いまいち感動が伝わらない、と言った作品でもドームに大きく投影してみたら、撮影時の感動がドームにいる人と共有できるかもしれません。
プラネタリウムの新しいコンテンツとしての可能性
今回募集する素材は写真とは限りません。タイムラプス動画、スライドショー、生解説を付けたプレゼンテーションやミニ講演など、画像素材がドーム付属のプロジェクターで投影できるものであれば、形態は問いません。
2023年4月にはオーストラリアで皆既日食があります。そこで撮影した南半球の星景写真や動画、あるいは皆既日食の様子などドームで上映してみると新しい発見があるかもしれません
新しい発見があるかも
今回の試みは身の回りに前例のないものです。「やってみなければわからない」ことが多々あります。それでもDSP実行委員が事前に集まって試しに上映してみた限りはこれまでにない新鮮な驚きを与えてくれました。定量的なものではありませんが、以下のような観点から新しい知見が得られるかもしれません。
周辺星像の乱れが思ったより目立たないかも
カメラのセンサーは平面です。球面や非球面のレンズを使って天球の星々を平面のセンサーに写し撮った時、センサーの周辺の星像はレンズの持つ収差により歪むことが多いです。これを平面なスクリーンに投射すれば歪みはそのままですが、ドームに投影した場合、撮影時の収差と投射時の収差が相殺し合って歪みが減る”かも”しれません。
周辺減光がいい効果を出すかも
カメラで星空を撮影する場合、明るいレンズを使っていると、周辺減光が現れることがあります。四角い枠のあるモニターや印画紙などでは、この周辺減光は目立ってしまいますが、真っ暗なドームに上映した場合は四角い枠がありません。写した範囲を示すのは画像そのものです。周辺減光によって撮影した星空がドームに溶け込んで見える効果が感じられる”かも”しれません。
プラネタリウム上映とのオーバーレイが可能かも
ドームに投影するプロジェクターの画角はフルサイズカメラの17~22mmでのレンズとほぼ同等ということです。これはこのレンジの焦点距離のレンズで撮影した星空はプラネタリウムと同期した重ね合わせ上映(オーバーレイ)が可能”かも”しれない、ということを意味します
あなたの写した星空写真がプラネタリウムでの全天投影の一部となる”かも”しれません。
どんな上映会?
今までにないあなたの撮影した映像データのドーム上映会です。ここに記載した趣旨にご賛同いただけるのであれば、実行できる範囲内であらゆることが可能です。
現時点では以下のようなものを考えています
・プラネタリウム入り口に「めくり」を立てて、撮影者、お題を記す
・時間が来たら上映開始(動画、スライドショー)
・上映内容がプレゼンテーション付きの場合は上映内容は演者が操作
ワークショップの時間内で行うことを考えていますが、常時上映で出入り自由にしてスクリーンセイバー状態にする可能性もあります
募集要項
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応募資格:DSP2023参加者、プレDSP2023参加者
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上映形態:写真スライドショー、タイムラプス動画、講演
- 募集素材フォーマット:静止画:JPG、動画:AVI
- 受付可能メディア:USBメモリ、GoogleDriveによる共有リンク
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一作品当たり上映可能時間:10分程度までをめどに要相談
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作品の権利の取扱:作者に属します。DSP実行委員会は上映した作品データは1年間保管し、他のプラネタリウムドームで再上映することがあります。
- プラネタリウムドーム内は飲食禁止です。
- 応募方法
こちらのフォームからご応募ください
https://forms.gle/CtE16aZFiaMfHsPU7
ご応募お待ちしております!