田中忍さんの作品。天リフギャラリーFB分室へのご投稿。ぎょしゃ座のカペラの近くにある4つの淡い星雲をナローバンドAOO(水素の赤色と酸素の青緑色の狭い波長のみでの撮影)でとらえました。

BORG71Fl+7872レデューサ: 288mm QHY16200 Hα: 10 min x 21 OⅢ: 15min x 8

この領域はとても淡く、通常のRGBカラーでは右の丸いSh2-216でさえほんの淡い姿しか見ることができませんが、ナローバンド撮影ではこのように大小さまざま、形状も起源もさまざまの姿が現れてきます。

Wikipedia(イタリア)sh2-216
https://it.wikipedia.org/wiki/Sh2-216

ちなみに、右の丸いSh2-216は距離420光年、地球から最も近い惑星状星雲だそうです。これは年老いた中心星から放出されたガスによって形成されたもの。

Wikipedia(イタリア)sh2-221
https://it.wikipedia.org/wiki/Sh2-221

左の複雑な構造の大きな星雲はSh2-211。2600光年先の超新星残骸。見かけ上はほとんど同じ大きさに見えるSh2-216とSh2-221ですが、実際には6倍も距離が違うのですね。

Wikipedia(イタリア)sh2-217
https://it.wikipedia.org/wiki/Sh2-217

さらに、左上の小さな赤い丸はSh2-217。1.7万光年も彼方にあるHII領域。

AstroAnarchy Sh2-221, a supernova remnant in Aurig
https://astroanarchy.blogspot.com/2014/01/sh2-221-supernova-remnant-in-auriga.html

こちらのサイトでは、この領域のSAOナローバンド画像など、さらに詳しい解説があります。英文ですが、翻訳サイトで簡単に読めますので、興味のある方はぜひごらんください。それぞれの星雲の起源を調べてみると、広い宇宙に存在する天体の様々な不思議がより身近に感じられるものですね。

 

http://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2018/11/1109tanaka.jpghttp://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2018/11/1109tanaka-150x150.jpg編集部新着散光星雲深宇宙ナローバンド田中忍さんの作品。天リフギャラリーFB分室へのご投稿。ぎょしゃ座のカペラの近くにある4つの淡い星雲をナローバンドAOO(水素の赤色と酸素の青緑色の狭い波長のみでの撮影)でとらえました。 この領域はとても淡く、通常のRGBカラーでは右の丸いSh2-216でさえほんの淡い姿しか見ることができませんが、ナローバンド撮影ではこのように大小さまざま、形状も起源もさまざまの姿が現れてきます。 Wikipedia(イタリア)sh2-216 https://it.wikipedia.org/wiki/Sh2-216 ちなみに、右の丸いSh2-216は距離420光年、地球から最も近い惑星状星雲だそうです。これは年老いた中心星から放出されたガスによって形成されたもの。 Wikipedia(イタリア)sh2-221 https://it.wikipedia.org/wiki/Sh2-221 左の複雑な構造の大きな星雲はSh2-211。2600光年先の超新星残骸。見かけ上はほとんど同じ大きさに見えるSh2-216とSh2-221ですが、実際には6倍も距離が違うのですね。 Wikipedia(イタリア)sh2-217 https://it.wikipedia.org/wiki/Sh2-217 さらに、左上の小さな赤い丸はSh2-217。1.7万光年も彼方にあるHII領域。 AstroAnarchy Sh2-221, a supernova remnant in Aurig https://astroanarchy.blogspot.com/2014/01/sh2-221-supernova-remnant-in-auriga.html こちらのサイトでは、この領域のSAOナローバンド画像など、さらに詳しい解説があります。英文ですが、翻訳サイトで簡単に読めますので、興味のある方はぜひごらんください。それぞれの星雲の起源を調べてみると、広い宇宙に存在する天体の様々な不思議がより身近に感じられるものですね。  読者の傑作画像をピックアップ