日帰り星景登山・可也山(2)

可也山続き。

今回も全天タイムラプスとTHETA Sでの全球タイムラプスを撮影しました。
EOS5D3 EF8-15mmF4L 8mm F4 ISO1600
絞り優先AE(1/125sec〜5sec)
20秒間隔で200コマ撮影
青空が広がっていたのが、
薄明終了と共に雲が湧いてくるという切なさ・・
このくらいの絞りとISOにしておけば、
大きな光量差がある日没〜薄明終了でも、
EOSの場合は追従してくれるようです。
そろそろキャプションとかBGMとか入れてみたくなってきますね。
そのうちチャレンジしてみようと思います。

THETA Sでも撮ってみました。

画素をクリックするとtheta360.comで公開している動画が開きます。
THETA S 露出オート
20秒間隔で200コマ撮影
一方THETA Sですが、
自動露出の場合最長の秒数が1/8秒らしく、
後半空が暗くなってくると大きく露出不足になってしまいました。
これはちょっと悲しいなあ。
星空だけのタイムラプスならマニュアルで60secまでいけるんですけど。
マジックアワーから星空に変わるところが、
一番変化に富んでいて美しいのですが、
現状のTHETA Sではちょっと苦しそうです。

ところで、今回THETA Sの電源対策としてこんなグッズを入手しました。
USB給電状態で三脚を固定するための金具。
エクステンション アダプター TE-1です。
これがあれば、一晩でも連続撮影がOK。

アマゾンでなんと2380円(プライム扱い)もしました。
定価1900円なんですけど・・・
低価格の商品は送料込みの価格設定になったのでしょうか。
即ポチしてちょっと後悔しました・・

日帰り星景登山・可也山(1)

糸島の伊都富士こと可也山(標高365m)に行ってきました。

可也山は、5月の連休に登ったのですが、
山頂の展望所からの眺めが素晴らしかったので、
是非星を撮りに行きたいと思っていました。

EOS5D3 TS-E17mmF4L F4 ISO400 5min一枚撮り

展望所から北天、北斗七星と北極星。
左端の大型三脚に載っているのは全球撮影中のTHETA Sですw

山頂に着いたときは一面青空で期待したのですが、
だんだん雲が湧いてきて、このコマを撮影後ほどなく撤退・・



EOS5D3 SIGMA24mmF1.4Art F5.6 ISO400 5min一枚撮り

雲間に沈むプロキオンとふたご座。
左の湾は引津湾。
空気が澄んでいれば唐津市街が見えるのですが、
地平近くの霞に隠されてしまっています。


EOS5D3 TS-E17mmF4L F5.0 ISO200 6min一枚撮り
これも雲間から、火星。
左端の強烈な灯りは直線距離で3キロほど先にあるイオン志摩店。
そこから右奥にかけて福岡市街が続きます。

木星並みに明るくなっている火星ですが、
この距離だと地上の灯りは皆火星並みです(–;)

EOS5D3 EF8-15mmF4L 15mm ISO1600 30sec Lee No3

北天と糸島半島。
伊都国を一望できるこの場所から、
北天の日周運動を撮りたかったのですが・・
ほとんど星が写っていませんw

続きを読む 日帰り星景登山・可也山(1)

THETA Sで全天球撮影・小石原(7)

小石原編も最終回です。

最近入手したRICOHのTHETA Sで星空の全天球撮影とタイムラプスにチャレンジ。
RICOH THETA S ISO1600 60sec*48
地上:加算平均 星:比較明
360度全天球の光跡撮影です。
THETA Sは、スマホ/タブレットの専用アプリから、
インターバル撮影を行うことができます。
1コマ当たりの最大露出秒数は60秒、ISOは最大1600。
撮影した画像は、このようなjpeg画像として保存されます。
各画像は、THETA Sの魚眼レンズ2個分のイメージを、
カメラ内で1枚の画像に繋ぎ合わされたものです。
この画像を、PC上で適当なアプリを使って加工します。
jpegなので、比較明合成やHDRなどなんでもOK。

RICOH THETA S ISO1600 60sec*48
比較明合成

比較明で合成した画像。
この画像を専用アプリで再生すると、
全球のぐりぐり画像になります。

RICOH THETA S ISO1600 60sec*48
加算平均合成

こちらは加算平均で合成した画像です。
この画像の地上部分と比較明合成の星空部分を、
別々にレベル調整してPSで繋ぎ合わせたのがこの最終画像。

RICOH THETA S ISO1600 60sec*48
地上:加算平均 星:比較明
次回はもう少しISOを下げて、
光跡をおとなしく、色彩豊富に仕上げたいですね。
また、追尾の星空と固定の地上を合成して、
全天球の新星景もできそうです。

さらに、タイムラプス動画も作成してみました。


クリックするとリコーの画像共有サイトが開きます。
タイムラプス動画の作成/公開はいろいろ面倒です。
このブログ記事を参考にしました。
  1. THETA本体からスマホ/タブレットに画像を取り込む
  2. スマホ/タブレットの専用アプリTHETA+で画像を読み込んでタイムラプス動画を作成
  3. 作成した動画をPCに取り込む
  4. 専用アプリでリコーのサイトまたはYouTubeに公開
PC上ではタイムラプス動画が作成できず、スマホ/タブレットの専用アプリを使用しなくてはなりません。
また、作成した動画をスマホ/タブレットから公開することができず、一旦PCに取り込まなくてはなりません。
THETA Sは小型軽量なので、
最近どこに行くのにも持ち歩いています。
なにはともあれ、これからの遠征では、
全天撮影はEOSとTHETAの二本立てでますます忙しくなりそうです^^

全天撮影・固定撮影編・小石原(6)

全天の固定撮影。

最近、固定での光跡撮影は1枚撮りがお気に入りなのですが、
全天撮影の場合はタイムラプスにする楽しみもあるので、
引き続き複数枚撮りでやっています。


Flickrで大きな画像を見る
EOS5D3 EF8-15mmF4 F4 2min*10 ISO3200
比較明と加算平均を合成。

2分10枚、20分の光跡。
星座と天の川の形が残る露出時間です。
比較明合成は星の明るさが勝ちすぎるため、
今回も加算平均と比較明を合成しています。

左:加算平均 右:比較明

合成前の元画像。
1コマ2分の10枚合成なので、
加算平均でもある程度光跡がしっかり残ります。
この画像をベースに調整したのですが、
そのままだと星の高輝度部が眠い感じになるので、
比較明合成のハイライト部分だけを残した画像を、
さらに比較明で重ねています。
そしてさらに、輝度調整を変えた加算平均の地上分のみを合成したのですが、
こちらは境界線の処理が今ひとつになってしまいました–;

左:加算平均 右:比較明

今回気が付いたのですが、
天の川の描写も加算平均と比較明で大きく異なります。
上の画像は天の川中心部のトリミングですが、
加算平均の場合、天の川全体が柔らかくボケているのに対して、
比較明の場合は、天の川中心部の濃淡が強く残っています。

比較明合成の場合、
コマ間の露出間隔をいくら短くしても、
光跡のつなぎ目に段ができる現象があるのですが、
これと類似の現象かも知れません。

1枚画像の段階で光跡が流れている場合、
積算される光量が、光跡の中央と両端で異なるためでしょう。


どちらが美しいと感じるかは人それぞれかと思いますが、
今回は加算平均の柔らかさを取りました。
光跡撮影も奥が深いですね。

全天撮影・追尾撮影編・小石原(5)

ほとんどライフワーク?となりつつある全天撮影。

今回も追尾・固定両方で撮りました。

EOS5D3 EF8-15mmF4L F4 2min*20 ISO3200
Lee No3

総露出40分。全天でここまでの露出は今回初めて。
20枚コンポジットの星と、
20枚の画像の中の1枚の地上部分を合成しました。

西側の空の光害補正が下手くそで、
少し段になっているのが気に入りませんが、
画質的にはまあまあ満足できる結果となりました。


EOS5D3 EF8-15mmF4L F4 2min*20 ISO3200 Lee No3
加算平均でコンポジット・調整なし

コンポジットした元画像。
全天の追尾撮影では、
画質を上げるために露出時間を長くすると、
このように地上風景が大きく流れてしまいます。

新星景の2値マスクの手法で合成しようにも、
地上部の流れ方が東西・南北で大きく異なるため、
これまではあきらめていました。

EOS5D3 EF8-15mmF4L F4 2min ISO3200 Lee No3
1枚撮り 調整なし

追尾した元画像20枚のうちの1枚です。
2分の追尾なので少し流れていますが、
20枚全てを合成したものよりはずっとマシ。

この画像をベースに、
20枚コンポジット画像の星の部分だけを、
境界線を大きくぼかして円形で選択し、
切り取って重ねました。

地平近くは1枚画像の配合が100%となるので画質は上がりませんが、
元々星はあまり写っていないので、
大きな違和感は出ませんでした。

ただ、ノイズレベルが大きく異なるため、
1枚画像に対してはかなり強くノイズ軽減をかけています。

さらに固定撮影をコンポジットした地上風景を重ねれば、
地上風景を黒ツブレさせずに表現できるかもしれませんね。

様々な場所での、四季折々の星空を、
この方法で撮り続けていきたいと思います^^