JILVA-170にはいつものように328を載せて撮影。
カメラはα7Sです。
Hαナローバンドの短時間露出・多数枚撮影です。

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α7S(フィルターレス) EF300mmF2.8LIS F2.8 Baader Hα7nm
ISO12800 30sec*200 , Dark*90
JILVA-170ノータッチガイド

彼岸花星雲(NGC 6357)と出目金星雲(NGC6334)です。
総露出100分、まあ満足のいくSNです。
南に低い(赤緯-35°くらい)ので自宅のベランダからは撮りにくい対象。

小石原は南に林があって、
あまり低いところ(赤緯-40°以南)は隠れてしまうのですが、
この星雲はぎりぎりOK。




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α7S(フィルターレス) EF300mmF2.8LIS F2.8 Baader Hα7nm
ISO12800 30sec*142 , Dark*90
JILVA-170ノータッチガイド

もう一対象。バンビの首飾り付近。
こちらはより明るい領域です。
赤のHαとSIIはベランダでも撮れなくはないので
OIIIで撮影したかったのですが、
フィルターを忘れてきてしまった・・残念



1枚画像のヒストグラム。
さすがF2.8 & ISO12800が実用できるα7S。
30秒露出にもかかわらずRの山は左1/4以上です。

ところで、今回はダークを入れてみました。

ただ、結論から言うとダークなしでもほとんど違いがありませんでした。
詳しくは別にまとめる予定ですが、
危惧していた失敗パターンがこれ。
α7S FSQ106ED F5 Baarder S2 30sec*160
30コマ単位でディザリング 等倍トリミング
SXPオートガイド

小さな井型状のパターンが無数にありますね。
これは、ディザリングが充分でないため、
ディザリングのパターンがそのまま残ってしまったものです。

このノイズはσ<1くらいのσクリップや、

ダーク減算で改善できます。
しかし、今回はF値の明るいレンズで1コマの露光量が充分多かったためか、
ダーク減算するまでもなくさほど目立ちませんでした。

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