帰省中

現在帰省中です。

MBAのACアダプタを忘れてきてしまい、電池寿命があと3時間・・・
これが本年最後の更新になるかも。
皆様よいお年を。
EOS5D3 SIGMA24mmF1.4Art

最近は帰省はもっぱらフェリー。
瀬戸内海の月夜。


EOS5D3 TS-E17mmF4 F4 15sec ISO1600

さっき撮ってきた実家近くの法輪寺。
たんぼに干してある藁が懐かしい感じ。
比較明合成版は年明けにアップします。

2015年を振り返る〜ドナドナ編

今年もあと5日。

2015年を振り返ります。
今年はヤフオクデビューもあって、
ずいぶん沢山の機材とお別れしました。
今年ドナドナした機材への未練を語りますw
第1位 銀塩写真との別れ〜Hologon T* 8/15 ほか
一時期フィルム写真はよく撮っていたのですが、
通勤路で現像に出せるところがなくなってしまったこともあって、
フィルムは全く撮らなくなってしまい、
最大の宝物ホロゴン+ヘキサーRFとお別れ。

この組み合わせは最高のスナップカメラです。
でも撮らなくなってしまったらそれは終わりを意味します。
3年前に詰めたベルビアを抜いて、ヤフオクで貰われていきました・・
2台合わせて買値くらいで売れたのでまあ良しとしましょう。

2008年5月 東北・松尾の一本桜
Hologon T* 8/15 ヘキサーRF

スキャナーがしょぼかったので
原板の情報が引き出せていませんが、
ホロゴンで撮る写真はまさに光の彫刻。
折に触れ、スリーブをルーペで眺めて楽しむとしましょう。

2014年7月 福岡市樋湯川
Hologon T* 8/15 α7S
実はホロゴンはα7Sに装着できるのですが、
こちらはα7Sを天体改造してしまったので撮影不可に。
二台目のα7Sを買う余裕はさすがになかった・・・

このほか、Biogon T* 2/35、EF/Eマウントアダプタも売却。
銀塩機材は東京の友人に貸したままになっているPEXTAX645だけになりました。


第2位 EF85mmF1.2 L ほか

2007年。ありし日のガラスの塊2本。
50mmF1.0はほどなく売却w

EF85mmは、これまで一番使用頻度の高いレンズでした。
2005年の秋にEOS5Dと同時期に購入。
レンズ沼へのジャンプのきっかけになったレンズでもあります。

2011年4月。木場公園
EOS5D EF85mmF1.2L

85mmは自分にとって一番好きな焦点距離です。
空けてよし、絞ってよし。
重いのとAFがトロいことを除けば、
最高に楽しめるレンズです。

しかし、フォーカスリングが電子式のため、
アダプタ経由だと合焦できず、天体用途には使いずらいため、
こちらも涙のお別れ。
2006年7月 東陽公園
EOS5D EF24mmF1.4L


同時期に初代EOS5D、EF24mmF1.4Lともお別れしました。
24mmF1.4は、85mmF1.2と並んで、
オールド天体写真ファンには憧れのレンズでした。

今年唯一の入選作もこのレンズだったのですが、
技術の進歩(単に物欲とも言う)により、
シグマ24mmArtにその座を追われましたw


第3位 Distagon T* 2.8/21ほか

2006年11月
初代5Dと。
初代5Dが出た2005年ごろ、
フルサイズの広角レンズは、
周辺画質の冴えないものが多かったのですが、
その中でヤシコンレンズだけは異彩を放っていました。

そんな中、
当時神レンズと言われたのがDistagon 21mmF2.8です。
EOS板の掲示板で、
「Distagon21mmF2.8すごすぎる」のスレが延々。。

2011年4月 木場公園
EOS5D DistagonT* 2.8/21

しかし作例は桜ばかりですねw
このレンズ、周辺画質は最高です。

デジタル時代になって
倍率色収差がうるさく言われるようになりましたが、
このレンズはその20年も前から、
現代のデジタルセンサーに耐える設計になっていたのです。

ただ、コーティングが現在の基準では若干弱く、
条件によっては、
かなりカラフルなゴーストがどっさり出ます。

自分にとって21mmの画角は使いこなせず、
持ち出しても使われないことが多く、
とうとうお別れ。
ちなみに、ヤフオクデビュー前に手放したので、
ずいぶん損した気分ですw

2007年5月 砂町緑道公園
EOS5D DistagonT* 2.8/28

もう1本残っていたヤシコンレンズがD28mmF2.8。
こちらはとてもコンパクトでヌケのいいレンズです。
これは残しておいてもよかったかなあ・・未練たらたら。


その他もろもろ

スカイメモとJILVAを導入したので、
テレスコ工作工房のポラリエ強化パーツは
一式手放しました。

また、天体写真を再開したときに買った、
EOS-Mと光害カットフィルターも売却。
ちまちまと買い物するのが一番コスパが悪いという、
見本になってしまいました。

オートガイド用に買った高橋のAZ微動ステージも売却。
今の時代、オートガイドに微動雲台は不要でした。

一気にいろいろ減りましたが、
裏を返すとそれだけ買っていたということ。
計算してみると・・・(やっぱやめた^^;;;;)

売値は
・・・ 
・・ 
・ 
FSQ106EDが買えるくらい!
さー、次は何買うかなw

近赤外でM104ソンブレロ星雲

赤外線で天体を見ると、
可視光では分からなかった宇宙の姿が見えてくる、らしいです。

例えば、wikipediaには赤外線で撮影したM104の写真があります。
デジタルカメラでもこんな写真が撮れたりするのか??
試してみました。

赤外カットフィルターを外したα7Sに、SC72フィルターを装着。
0.72μm〜0.95μmくらいまで感度があるものと思われます。
赤外線天文学でいうところのIバンドになります。
FSQ106ED F5 α7S(フィルターレス改造)
ISO8000 SC72フィルター
30sec*64枚 SXP + GT40 福岡市内自宅ベランダ

うーん。あんまり可視光と変わらないですね。。
気持ち、球状のハロの部分が可視光より暗い(円盤部が明るい)
気がしなくもないですが。。

Wikipediaによると、
一般に赤外線と呼ばれる電磁波の波長域は結構広く、
0.75μm〜1000μmくらいまでになっています。
可視光が0.38μm〜0.75μmですから、桁違いに広いですね。
1000μm=1mm、この領域になると「サブミリ波」、つまり電波です。

デジカメで撮れるIバンドは、
赤外線の中でもほとんど可視光に近い領域。
もっと長い波長ならともかく、この程度の赤外線では、
可視光とあまり違わないのかもしれません。


FSQ106ED F5 α7S(フィルターレス改造)
ISO8000 IR86フィルター
30sec*10枚 SXP + GT40 福岡市内自宅ベランダ

IR86フィルターに換装し、もうすこし長い波長でも試してみました。
うーん。さらに円盤部が明るい気がしなくもないけど、
ノイズがひどくてなんともいえません・・

IR86だと、SC72と比べて感度が1/4くらいになってしまいます。
30秒縛りのα7Sではもはや限界。10枚撮ったところで断念。
次回、100枚くらい撮って重ねて見ますか・・

ちなみに、上がIR86フィルター、下がSC72フィルターでの
撮って出しjpegのヒストグラムです。
この間の、IR76かIR80あたりがいいのかも。

近赤外で天体を撮るメリットがひとつあります。
近赤外だと、ナローバンド並に光害の影響を受けにくくなります。
また、ナローバンドほど絶対光量が少なくならないので、
割と普通の露出時間で撮影ができます。

感覚的には、SC72でLPS-P2と同じか、1/2くらいの光量です。
R2(=SC62)だと、フィルターなしLフィルター付きの場合と同じくらいの光量になります。
(Lフィルター導入・光害カットフィルター比較参照)

でもしょせんモノクロですからね・・
可視光のカラーにIバンドの赤外成分を合成して
疑似カラー化するとどうなるか?
気長に試してみたいと思っています。

天文用二段式カーボン三脚・K-ASTEC PTP-C22 その3

3回目。

JILVA-170をPTP-C22に搭載してみました。

まずは延長筒なしで搭載。
いい感じですね。
JILVA-170に三脚アダプタを取り付けたところ。
3/8ネジとはいえ、一点止めなので安定するのか心配でしたが、
三脚に取り付けた後、JILVA本体を抱えて増し締めすることでしっかり固定できました。
こちらは延長筒を装着した状態。
延長筒自体は強度十分なのですが、
重心が高くなる分、延長筒なしよりもやや安定しない感じです。

三脚のゴム石突のせいかもしれません。
重量級の機材を載せるか、
ストーンバッグに重量物を入れれば安定するかも。


延長筒とJILVA-170の接合部。
力一杯ねじ込んだせいか、
ご覧の通りJILVA側のアルミが削れて粉を吹いてしまいました・・
この粉が回り回ってカメラのセンサーに混入しないか心配になります・・
アルカスイスプレート経由ならこすれないのですが、
こちらはこちらで若干強度に不安が残ります。
前にも書きましたが、JILVA-170の三脚取付部には
3/8と1/4のネジ穴が各一個だけ(写真左)。
M8の35間隔ネジ穴があれば天文機材的にはジャストフィットなのですが。
アルカスイスプレート&クランプで接続したところ。
決してヤワな感じではないのですが、
ややアンバランス感を感じるところです。
まずは延長筒なしの直接接続で使って見て、
高さ的に妥協できればそれでいきますかね。
BT三脚が来たらそのときまた考えます。

天文用二段式カーボン三脚・K-ASTEC PTP-C22 その2

K-ASTECの天文用二段式カーボン三脚PTP-C22レビュー第二回。

カメラ三脚、スリックカーボンマスタープロ913との大比較です。
下がPTP-C22。
上が10年ほど前に買ったカーボンマスタープロ913。
当時5万か6万くらいしたような記憶が。
(定価は9万くらいだったかな)
30.2mm径のパイプを使った三段式の三脚で公称耐荷重は10kg。
ちなみに、PTP-C22に付けているストーンバッグは、913に付属しているものです。
また、913に付けたアルカクランプは後付け。
パイプ径の比較。
PTP-C22は40mmなので段違い。
2段目でも913の1段目よりも太いです。
それぞれ2段延ばしたところ。
延長筒を付けない付けた状態(訂正しました)で、PTP-C22の方が5cmほど短い感じ。
それでも、天体撮影用(星景除く)には十分な長さではないでしょうか。
天体写真でも星景だけは長い三脚が有利です。
ガードレールや近景の障害物など、脚が短いと構図に制約が大きくなるので。
二段延ばして並べたところ。
913もしっかりした三脚ではあるのですが、エレベータ部分に弱点があります。
その点PTP-C22はがたつき要素皆無で安定感十分。

913の重量は雲台抜きで2.2kg。アルカクランプを除けば2.1kgといったところでしょうか。
PTP-C22は延長筒を付けた状態で2.1kg。
重量は913とほぼ同じ。
天文用途に限れば、PTP-C22の圧勝ですね。
まあ専用品なので当然ですが。

カメラ三脚は三脚の開脚角度が狭く、
天体用途には若干安定度が低く感じられます。
写真は標準の状態の比較。
PTP-C22の開脚角度は広めになっていますね。
ちょうどこのくらいがいい感じですね。
最近のカメラ三脚は、
開脚角度を切り替えられるものが多くなっていますが、
PTP-C22にもこの機構が付いています。
三脚パイプの付け根の金具を引っ張ると、
固定位置が3段階に変えられる仕組み。
一段階広げてみましたが・・・
普通こんなに広げないですよね・・
天文用ならローアングルでも撮らないし。
さらに広げて最大開脚。
913とローポジションの競演w
こんな使い方、天体では絶対しないですよね・・・・
なんでこんな不要な仕組み付けたんでしょう?
長い長い延長筒でも出るんでしょうかw

PTP-C22には、開き止めステーは付いていません。
K-ASTECでも推奨していますが、
スリックのストーンバッグがジャストフィット。
カーボン脚は自重が軽いので、
強度はあるけどずっしりした安定度に欠けるため、
その辺の石や砂を拾ってきてこの中に入れると安定します。
というよりも、ここに小物入れられるのがとても便利です。
スリックのストーンバッグはしっかりした厚手の布でできているので、
やや重たいです。
アマゾンだと、もっと安価な中華製品が出ているので、それを使うのもいいかも。
次回はJILVA-170を載せてみた、の巻です。