JILVA-170用の三脚はBT三脚待ちなのですが、

待ちきれず?別の三脚をぽちってしまいました。
まずは本体のインプレッション。
この三脚、ひとつ前の伸縮なしモデルの時から気になっていたのですが、
短すぎる三脚は姿勢が苦しいので見送っていました。

今回、二段伸縮式が出たとのことで、
延長筒のオマケにもつられてつい衝動買い。。
税抜6万円。かなり高価です。BT三脚の倍。AP三脚の3倍以上。
コストパフォーマンスについては評価が分かれるでしょうね。

予想していなかったのですが、
けっこうしっかりしたケースが付属していました。
延長筒をつけた状態ですっぽり収まります。

収納サイズはカメラ用三脚よりは太いですがとてもコンパクト。
飛行機の機内持込が可能なサイズになっています。

ケースには肩掛けと取手がついていています。
ケースの重量は約500gほど。この状態で総重量2.7kg。




左がこれまで使っていたスリックの三段式カーボン三脚カーボンマスター913 PRO。
右が今回入手したPTP-C22です。
二段伸長時の高さは若干低くなりますが、
三脚パイプが40mmと太く安定感抜群。
また、二段式なので天体撮影には無駄な?3段目の分だけ軽くなります。
逆に、カメラ三脚は三段・四段伸縮が普通なので、軽量化とのかねあいで、
どうしても1段目のパイプ径が細めになってしまいます。
カメラ用三脚を天体撮影に転用する際のもう一つの問題が、三脚座の強度。
天体用には無用の長物であるエレベータが付いていることもあり、
ここがネックになってしまいます。
この三脚は天体撮影専用の設計なので、
すり割り式の大きめの三脚座にアダプタを装着することで、
強度を犠牲にせず、様々な赤道儀を乗せられるようになっています。
K-ASTECの製品はどれも仕上がりが綺麗ですね。
なかなかかっちょよく決まっています。
しかし、調べてみるとGITZOのカーボン三脚とそっくりですね。
これは10万くらいするみたいなんで、それに比べれば安いですが。

標準の3/8ネジアダプタを付けた状態で2kg弱。
ビクセンのAP三脚よりもずっと軽量。
標準付属の3/8ネジアダプタ。
アダプタを交換することで、
ビクセンGP/AP/SX、タカハシP2、EM11、3/8延長筒などを装着可能。
初回販売特典で、どれか1つがオマケでついてきます。
JILVA-170は3/8ネジなのと、
地上高が高めの方が使いやすいかと考えて、
オマケには延長筒を選択。240g。

三脚の石突きは3/8インチネジ。
標準ではゴム石突になっています。
スパイクも付属すると書かれていたのですが、
んん?見つからない・・
探しまくったところ、三脚ケースの内側のポケットに入ってました^^;
スパイク石突に換装したところ。
とりはずしが若干面倒ですね・・現場で交換したら無くしそう–;
このへんはスリックの石突は回すだけでゴム石突とスパイクを切り替えられるので便利ですね。
ちなみに、このゴム石突、柔らかめで結構弾力があって、
部屋設置での感覚ですが弾むような感じであまり安定しません。
現場ではスパイクをメインにしたほうがいいかも。
この辺は実写での確認ですね。
長くなったので3回くらいになりそうです。
次回は、カメラ用カーボン三脚との比較の予定です。

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