CameraRawフィルターのホットピクセル除去能力

思うところがあって、先日撮影したM82の画像を調べてみた。
左上:SONY純正Image Data ConverterでRAW現像
右上:PS Camera rawフィルターでRaw現像
左下:カメラ本体撮って出しjpeg
右下:DSSでダーク(19枚)減算、ライトフレームは他の3つと同じ1枚

共通データ:α7s FSQ106ED 850mmF8 30秒 ISO6400 LPS-P2
長秒時ノイズ低減なし
現像パラメータでノイズ系・シャープ系は全てOFF。
 

高感度・長時間露出の時、α7Sのホットピクセルはかなり賑やかである。

DSSでダークを引くとホットピクセルが消えているのは当然としても、PSのCameraRawで現像でもホットピクセルがほぼ消えているのである。(CameraRawのノイズ低減は0にしている)
何故?CameraRawのアルゴリズムが凄いの?逆に悪影響が出ることとかないんだろうか?
ぱっと見た加減では、ダーク減算しなくてもいいんでは?というくらい消えている。

 

ちなみに、カメラ内のjpeg現像では、単色のホットピクセルの色はほぼ消えているが、そうでないものもかなり残っていて、過補正っぽいダークノイズが増えている。
わかったことはここまで。だからどうか、というところまでは消化できていない。

2月14日のラブジョイ彗星

日本海側の福岡には珍しく連日の晴天。
GPVでは夜半前から曇りだったので、彗星一本狙いで背振に出撃。

EOS5D3 EF8-15mmF4L 15mm F4 30秒 ISO3200
ここ数日いい天気だったのでさすがに雪はないだろうと思ったが甘かった。
突然全面凍結状態の路面に出くわす。
ノーマルタイヤでは行けそうにない・・行けたとしても帰れないかも–;

というわけで凍結路の少し手前の路肩で設置。
期待していたほど空は良くない。南は筑後平野、北は福岡市内の光害。
糸島のほうがずっと暗かったな・・・失敗。

α7s EF300mmF2.8LIS ISO3200 15秒 L:79,D:40,F:40
DSSでスタック後、フラットエイドで背景補正、topaz adjustでHDR処理
SXP+GT-40+watec910HX

ラブジョイ彗星は、1月上旬頃と比べるとずいぶん小さくなってしまっていた。
それでも、明るいコマと長く延びた尾は健在。

今回、初めてフラットエイドを使ってみた。
微妙なムラを補正できて、効果は上々^^v
詳細は別エントリで書きます。


SXP+FSQ106初遠征・糸島で春の小宇宙

去年のFSQ106ED導入後、ずっとベランダで撮影してきたが、初めて遠征を敢行。
遠征とは言っても、自宅から車で30分の糸島。
北天にはイカ釣り漁船以外(これはこれで侮りがたいのだが)何もないので、空は割と暗い。

EOS5D3 EF8-15mmF4L F4 ISO3200 30秒
撮影地の詳細は別エントリを参照。
今回初めてSXPで極軸望遠鏡を使ってみたのだが、赤緯軸の「穴」を回す方法がわからず、結局目分量で合わせることに(笑



FSQ106ED F5直焦点 α7s ISO6400 30秒 L×26、D×40、F×40

今日の主目標、M81とM82。
予定ではエクステンダーを付けて800mmにして、2分露出で40枚ほど撮りたかったのだが・・・



テスト撮影。
オートガイドなのに流れまくり・・・原因は風。
正直そんな強い風とも感じなかったのだが、ちょっと吹くと激しく揺れる。
そのゆれにオートガイダーが追従しようとして、右往左往してガイドが安定しない。

フードもファインダーも外して風を少しでも受けないようにしてみたが、それでも安定しない。
沈思熟考30秒。オートガイドのパラメータに「ウェイト時間0.1秒」とあるのに気づく。
これをもっとlazyにすれば、風でバタバタガイドが暴れにくくなるかも?ということで0.5秒にしてみた。
気持ち安定したかなあ・・



ガイドが安定すればこの程度の星像になる。それでも、星は丸くないし、ぶれたような軌跡が見える。

不安定になるとこれくらい星像が膨らむ。
風の影響、侮りがたし・・
風の吹いている日は、星景か中望遠にするのが吉か。

FSQ106ED F5直焦点 α7s ISO6400 30秒 L×13、D×40、F×40

風のせいで歩留まりは50%程度だったものの、総露出10分程度でもそれなりに写ってくれた。
さすがα7s。
自分程度の実力なら、一晩で沢山の対象を撮るのも楽しいかも。1時間4対象として、5時間あれば20対象。
20個小宇宙が並べば結構壮観かも。


FSQ106ED F5直焦点 α7s ISO6400 30秒 L×22、D×40、F×40

回転花火星雲も10分程度の露出でこの写り。
1時間かけたらどこまで写るかな?



ベランダで気楽に撮るのもいいけど、近場でここまでいけるなら、もっと外に出てみようと思った遠征初体験でした。





福岡市早良区背振山手前・撮影地魚眼コレクション

同一条件による撮影地の魚眼画像シリーズ。
撮影地の空の暗さ・状態の記録のためのエントリーです。
クリックで地図を表示します)
西新から車で一時間弱。
目的地は背振山頂だったが、途中から完全なアイスバーンになっていて山頂は断念。
林の中の1車線道路の路肩なので、安定して撮影できる場所ではない。
地図のポイントはだいたいなのでたぶん正確ではない。
背振山の1000mの標高に期待したのだが、北側に福岡市、南側に筑後平野の灯りがあり、空はあまり暗くなかった。
透明度が前日の糸島よりはやや劣る状態だったが、北天狙いなら糸島の方がよさげ。
20時から21時半まで撮影したが、その間車が1台だけ通った。
ISO3200 DPPで-1EV補正 ソフトフィルターなし 固定

<特に記載のない場合は下記の条件で撮影、処理しています>
EOS5D3 EF8-16mmF4L 絞り開放、30秒、ISO1600
ポラリエ恒星時モードで追尾
ピクチャースタイル風景、トーンカーブ・レベル補正なし、収差補正なし、スタックなし
ソフトフィルター LEE No3

糸島市二見浦・撮影地魚眼コレクション

同一条件による撮影地の魚眼画像シリーズ。
撮影地の空の暗さ・状態の記録のためのエントリーです。
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連絡先付きで非公開の要請があれば、地図リンク・住所表示を削除します。

二見浦の鳥居から西に少し進んだところ。
西新から車で30分。
南東側には林があり、かなり視界が遮られるが、北西側は海以外何もないためかなり空は暗い。
風の弱い日に北天を狙うなら、近辺ではなかなかの穴場かも。
山側に車一台分の停車スペースがある。海側にはやや広い歩道がありそこで撮影。
時折車が通るが、明け方の時間帯であれば1時間に数台くらいしか通らない。
風が強いときは波しぶきがかなり舞う。この日も風が強く、撮影後の対物レンズがかなり悲惨なことに。
反射望遠鏡は止めた方がいいかも。
ISO3200 DPPで-1EV補正 ソフトフィルターなし 固定

別の日。薄雲がかかっていた。
雲は地上の光害を反射するので、上の写真よりかなり空が明るくなっている。
時間は23:45。上の写真は朝4時。

ISO3200 DPPで-1EV補正 固定

<特に記載のない場合は下記の条件で撮影、処理しています>
EOS5D3 EF8-16mmF4L 絞り開放、30秒、ISO1600
ポラリエ恒星時モードで追尾
ピクチャースタイル風景、トーンカーブ・レベル補正なし、収差補正なし、スタックなし
ソフトフィルター LEE No3