久しぶりに入選しました。
「入選作」というカテゴリに、
ようやく2件目のエントリです^^

Flickrで大きな画像を見る

天文ガイドに入選したのはほぼ35年ぶり、
昨年6月に星ナビに掲載されて以来、
落選が続いていましたがようやく2作目。
とりあえずまぐれ一発にならなくて良かったです^^
今月は「新星景(地上と星を別々に撮影して合成する)」の入選は1作のみでした。
選評に
「切り貼りしたような印象が残っているのが今後の課題」
とあったのですが、
本作は、1枚撮り星景の延長として、
星雲のあぶり出しではなく
画質向上のためにコンポジットを行ったつもりだったので
ちょっと意外でした。
でも、前のページのTさんのハルニレを見て衝撃を受けました。
違和感の原因は、
作品としてのトータルバランスの問題なのだと思い知りました。
九重連峰の上で輝く星々と天の川が、
まるで山から吹き出したかのように見えるさまが本作のテーマだったのですが、
星を強調しすぎたのかもしれません。
また、下弦すぎの赤っぽい月に照らされた山肌の印象と、
彩度強調で青ハロが強く出た輝星の印象がミスマッチなのかも。
強調煩悩が星雲ではなく星に向かってたんですね^^;;
悩みはつきませんが、
地上と星を別々に撮影して合成する「新星景」の手法は、
それぞれの調整の可動域が広がり、
絵づくりの自由度が格段に広がるので、
これからもガンガンやっていくつもりです。
ただ、当分の間は、
Tさんの作品を毎日鑑賞して、
強調煩悩と折り合いを付けなければ^^
気になった他の入選作品では、
天文ガイドの「星雲の中の星」がありました。
近赤外をL画像とした、
RGBカラーによるオリオン大星雲です。
近赤外のカラー化は、
テーマとして暖めていたものなのですが、
先を越されてしまいましたね–;
今年は、暗黒星雲の赤外カラーに取り組んでみたいと思っています。

関連記事

Follow me!