久しぶりの入選です^^
前回が2016年の4月号だったのでほぼ1年ぶり。

調べてみるとなんと十連敗後の入選^^;;
けっこう自信作も外れてしまい半年ほど天文雑誌には応募していませんでした。

この構図は、カラーで撮るとアンバランスになるのですが、ナローHαで撮るとわし星雲の周辺の淡いスジ状の部分がベールのようになっていいバランスになります。
左下のトールの兜だけでなく、小さくても面白い形の星雲も点在していて、冬のナローバンド撮影の一押し領域だと思います。

タイトルを「分子雲の飛翔」としたのですが、よく考えてみるとHII領域は電離水素の雲なので、学術的には「分子雲」と呼ぶのは間違いでした。天文宇宙検定的にはアウト!です^^;;;;

かといって「イオン雲」「電離水素雲」も変だし・・
「カモメ星雲の飛翔」ですかねえ。。

 


Flickrで大きな画像を見る
α7S (フィルターレス) EF300mmF2.8LIS BaaderHα7nm
ISO12800 30sec*208 JILVA-170ノータッチガイド
2016.12.2 福岡県小石原

こちらはオリジナル画像。
天体の場合、モノクロプリントは青側に振った方が見栄えがしますね。オリジナルプリントがどんな色調だったか忘れましたが、編集部側の配慮かもしれません。

 

α7S EF135mmF2L F2
ISO12800 30sec*200 Baader Hα7nm
スカイメモRSノータッチガイド

こちらは昨年の1月に撮ったもの。
この画像を見て、300mmならこう切り出そうというのを暖めていました。
ナローバンドHαでは、意外なところに面白い領域があるので、あらかじめ広めの画角で撮影しておいて、それを元にクローズアップする対象を選び出す作戦が効果的ですね。

関連記事

Follow me!