二日連続でベランダ撮影。
前回アップした、JILVA-170+328と、
今回アップするFSQ106EDの2台体制です。
FSQ106EDでは、DSO(Deep Sky Object)を撮影しました。
光害対策として、SC72フィルターを付け、
近赤外域での撮影です。
α7S(フィルターレス) FSQ106ED F5 ISO320030sec * 162 SC72 SXPオートガイドDSS Drizzle 2x
しし座のトリオ銀河、M65/M66/NGC3628。空の条件の良いところで長時間露出すれば、NGC3628はもっと淡い広がりが写るのですが、
ベランダでは光害に強い近赤外といえどもここまで。
赤しか通さないはずのSC72を付けているのですが、ヒストグラムを見るとGもBもある程度(-2EV〜-4EV程度)感度があるように見えます。この画像は、モノクロ化せず、山を揃えてカラーで処理しました。有意な色があるようには思えないのですが、銀河の色がそれっぽかったので^^
α7S(フィルターレス) FSQ106ED F5 ISO1280030sec * 58 SC72 SXPオートガイドDSS Drizzle 2x
しし座のNGC2903。比較的大きく、はっきりとした腕のある銀河です。眼視でも、ここまでははっきりは見えませんが、日本の腕を見ることができます。(20cmの場合)
この日はISO12800で撮ったのですが、ダークを引かない場合は、ISO3200の方がノイズ感が少ないように思えました。
α7S(フィルターレス) FSQ106ED F5 ISO320030sec * 180 SC72 SXPオートガイドDSS Drizzle 3xソンブレロ星雲、M104。以前も近赤外で撮ったことがある対象ですが、今回は気合の総露光90分、Drizzle 3x。
こちらはカラーバージョン。ノイズ覚悟で背景を持ち上げると、ハロが外部まで広がっているのがわかります。
α7S(フィルターレス) FSQ106ED F5 ISO320030sec * 114 SC72 SXPオートガイド
おとめ座銀河団。通称マルカリアンチェーン。
この付近は大小様々な系外星雲が密集しています。
それにしても、綺麗なループに並んでいるものですね。
近赤外のDSO撮影、
100万都市福岡のど真ん中でも
けっこう写ってくれますね。
南東向きベランダなので、
かみのけ座やおおぐま座あたりの対象が撮れないのが残念。
次回の遠征では、
FSQの直焦点でDSOを狙ってみたいですね。
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