西本伸一さんの撮影です。オーストラリアから、南十字星(右上)と「コールサック(石炭袋)」とよばれる暗黒星雲です。

ビクセンAP赤道儀 M-GENオートガイド アポゾナー135mm アストロ6D ISO1600 F3.2 3分×16枚 総露出時間 48分 ダーク・フラット減算・補正

 

南十字星は日本からでも八重山諸島などからその全容を見ることができますが、地平線に極めて近いためなかなかその詳細を写し取ることができません。この作品は条件の良い南半球・オーストラリアで撮影されたもので、数多くの散開星団や淡いHII領域(赤色で発光する電離水素ガスの雲)、天の川周縁の青白い輝き、複雑に入り組んだコールサック周辺の暗黒星雲が見事に描写されており、じっくり眺めて飽きないものがあります。

最近では、南の星空を求めて日本から撮影に出かけられる方が多くなりました。小型で高性能な「ポータブル赤道儀」と高性能な望遠レンズのお陰もあって、機内持込可能な比較的軽量な機材でも、このような素晴らしい作品を撮ることも可能になっています。天文ファンなら「一生に一度の記念」といわず、何度でも行ってみたいものですね!

Wikipedia コールサック
https://ja.wikipedia.org/wiki/コールサック
Wikipedia みなみじゅうじ座 
https://ja.wikipedia.org/wiki/みなみじゅうじ座
コールサック(石炭袋)と南十字星https://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2018/06/20c54c0ddd8c2ab637b89a3b23181dc1-683x1024.jpghttps://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2018/06/20c54c0ddd8c2ab637b89a3b23181dc1-150x150.jpg編集部深宇宙星野天の川,南半球西本伸一さんの撮影です。オーストラリアから、南十字星(右上)と「コールサック(石炭袋)」とよばれる暗黒星雲です。   南十字星は日本からでも八重山諸島などからその全容を見ることができますが、地平線に極めて近いためなかなかその詳細を写し取ることができません。この作品は条件の良い南半球・オーストラリアで撮影されたもので、数多くの散開星団や淡いHII領域(赤色で発光する電離水素ガスの雲)、天の川周縁の青白い輝き、複雑に入り組んだコールサック周辺の暗黒星雲が見事に描写されており、じっくり眺めて飽きないものがあります。 最近では、南の星空を求めて日本から撮影に出かけられる方が多くなりました。小型で高性能な「ポータブル赤道儀」と高性能な望遠レンズのお陰もあって、機内持込可能な比較的軽量な機材でも、このような素晴らしい作品を撮ることも可能になっています。天文ファンなら「一生に一度の記念」といわず、何度でも行ってみたいものですね! Wikipedia コールサック https://ja.wikipedia.org/wiki/コールサック Wikipedia みなみじゅうじ座  https://ja.wikipedia.org/wiki/みなみじゅうじ座読者の傑作画像をピックアップ