spitzchuさんの作品です。美ヶ原で撮影した冬の大三角。撮影されたのは2012年。このころはまだ星景写真を「改造機」で撮る方は少なかったそうです。

この作品は2012年の4月に発売された純正の天体用カメラ「EOS 60Da」で撮影されたものですが、120秒の露出でオリオン座のバーナードループがしっかり浮かび上がり「これまで撮れなかったものが撮れるようになった」という意味で記憶に残る1枚となりました。

この後2012年11月に星空写真愛好家の定番になる「EOS 6D」が発売され、ハヤタカメララボの「HKIR改造」(*)などの天体改造機が広く普及し、星空と風景の写真においても「赤い星雲」の存在が広く認知され愛されるようになりました。一つの時代のターニングポイントにある作品といえるでしょう。

(*)リンク先のページにspitzchuさんの作例が掲載されています。

上の画像は4月26日に開催した「【天リフ超会議】オンラインギャラリートーク」からの抜粋です。YouTubeアーカイブの当該部分はこちらから再生できます。3分強のパートですので、ぜひ生の声をお聴きになってください(*)。

(*)運営の不手際で質疑パートで司会の音声が入っていませんでした。視聴者様、spitzchu様に深くお詫び申し上げます。

配信後の視聴者アンケートのコメントから。SNSでも広くご活躍の星景写真の大御所の思い出の1枚。視聴者の皆様にもその美しさと思いが伝わったのではないでしょうか。

参加作品の元投稿はこちらです。


【告知4月25日20時〜生配信!】天リフ超会議「オンラインギャラリートーク」記憶に残るこの1枚

天文リフレクションズでは、今後「オンラインギャラリートーク」を定期的に開催していく予定です。次回の開催時には別途告知させていただきます。ふるってご参加ください!

 

https://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2021/04/f6c88359449292d0fa9a096d167db0bb-1024x575.jpghttps://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2021/04/f6c88359449292d0fa9a096d167db0bb-150x150.jpg編集部自然spitzchuさんの作品です。美ヶ原で撮影した冬の大三角。撮影されたのは2012年。このころはまだ星景写真を「改造機」で撮る方は少なかったそうです。 この作品は2012年の4月に発売された純正の天体用カメラ「EOS 60Da」で撮影されたものですが、120秒の露出でオリオン座のバーナードループがしっかり浮かび上がり「これまで撮れなかったものが撮れるようになった」という意味で記憶に残る1枚となりました。 この後2012年11月に星空写真愛好家の定番になる「EOS 6D」が発売され、ハヤタカメララボの「HKIR改造」(*)などの天体改造機が広く普及し、星空と風景の写真においても「赤い星雲」の存在が広く認知され愛されるようになりました。一つの時代のターニングポイントにある作品といえるでしょう。 (*)リンク先のページにspitzchuさんの作例が掲載されています。 上の画像は4月26日に開催した「【天リフ超会議】オンラインギャラリートーク」からの抜粋です。YouTubeアーカイブの当該部分はこちらから再生できます。3分強のパートですので、ぜひ生の声をお聴きになってください(*)。 (*)運営の不手際で質疑パートで司会の音声が入っていませんでした。視聴者様、spitzchu様に深くお詫び申し上げます。 配信後の視聴者アンケートのコメントから。SNSでも広くご活躍の星景写真の大御所の思い出の1枚。視聴者の皆様にもその美しさと思いが伝わったのではないでしょうか。 2012年に美ヶ原で撮影したこの冬の大三角が一番かな^^//#記憶に残るこの1枚 #天リフ超会議 pic.twitter.com/22awGoijBn — spitzchu (@spitzchu) April 18, 2021 参加作品の元投稿はこちらです。 https://reflexions.jp/tenref/orig/2021/04/22/12490/ 天文リフレクションズでは、今後「オンラインギャラリートーク」を定期的に開催していく予定です。次回の開催時には別途告知させていただきます。ふるってご参加ください!  読者の傑作画像をピックアップ