一昨日、久々の好天に恵まれ、ヒゴタイ公園に行ってきました。

今回も、観望用鏡筒二本、カメラ三台の大所帯での遠征です。
(車への荷物の積み込みは6往復・・・)
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EOS6D(SEO-SP4) EF300mmF2.8LIS F2.8 ISO3200
2枚モザイク 上部30sec*50、60sec*30 下部60sec*40
LPS-V4 JILVA-170ノータッチガイド

いつものようにJILVA-170には328を搭載して星雲撮影。
今回はモザイクに初挑戦。
色々と技術不足でつなぎ目が目立ってしまいましたが、
モザイクによる「星像圧縮効果」はさすがです。
これからは328ではモザイクを基本にしていきたいと思っています。
備忘のため、今回の学習点をまとめておきます。
1.モザイクののりしろは写野の1/4くらいはとること。
今回のりしろ不足で、
PSのPhotomergeでは合成できませんでした。

2.撮影条件を合わせるため、記録しながら撮影すること。

いつもは10枚単位でディザリングしているのですが、
総撮影枚数はけっこう適当(1時間くらい、とか)でした。
ちゃんと記録しておかないと何枚撮ったのか忘れてしまいます–;

3.撮影はより計画的に

構図合わせをきっちり計画して基準星をはっきりさせておく。
2枚なら適当に赤緯・赤経側を動かすだけで済みますが、
枚数が増えると「撮ったもののすき間が空いていた」という事態になりかねません。

4.鏡筒の東西反転を考慮する

露出がより長時間におよぶので、
鏡筒の東西反転が発生する可能性が高くなります。
当たり前のようですが、東西反転が1回で済むように、
計画的に西側のコマから撮ること。

5.ピントチェック

撮影が長時間におよぶこと、途中でカメラを動かすことから、

ピントズレの発生の可能性が高くなります。

面倒でも、構図単位で、ピントのチェックをしたほうが良さそう。

その際、露出時間・ISO感度・絞り&SSの再確認も忘れずに。

(今回30secのコマが入っているのは、Bモードに戻すのを忘れてMモードにしていたためですorz)

6.フラット必須!

最近はフラットなしでPSのお気軽補正でごまかしていました。
今回も実はフラットを省略しているのですが、
ミラーボックスケラレの補正でぐりぐり余計な時間がかかりました。
面倒でも、モザイクする場合はちゃんとフラットを入れた方が、
結局トータルの作業時間も短くなりそうです。

書き出してみると、

1以外は普段の撮影でも言えることですね。

何事も、「基本を愚直に確実に遂行」に尽きます。

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