五ヶ瀬(11)黄道光と対日照
こちらは対日照。
画面中心右下、うお座のあたりのもわっとした広がり。
眼視ではなんとなく明るいかな、くらいの感じで判然としなかったのですが。
今回のメインは実は眼視観望でした。
FSQ106EDで見た観望リストとショートコメントです。
M8 | 南天低く悪条件だったが絶品の美しさ。星雲を横切る暗黒帯が迫力。 |
M20 | 10cm程度の口径では地味で冴えない感じ。三裂は認識できず、すじがあるかなー、程度。 |
M22 | 周辺は星に分解できるが高度が低かったためいまひとつ。三秀台でED82で見た時のほうが星が沢山見えた。 |
M11 | 一見球状星団?でも円形じゃないので散開星団だね。星がびっしり。 |
M27 | ほの青い気が?する。あれいというより雪だるまっぽい。大きくて迫力。 |
M57 | 小さいけどきれいなリング。子供の頃77mmで見た時はもっともっと小さかった記憶。106mmと暗い空は違う。 |
M39 | 大好きな星団。三角形に星が集まってキラキラ。 |
北アメリカ星雲 | がんばったが認識不能。次回再チャレンジ。 |
網状星雲 | 大きい方の網状は写真に近い感じ。初めて見たので感激。淡い方はよくわからず。 |
M2 | いかにもー、な球状星団。周辺は分解できてキラキラと美しい。 |
M15 | M15みたいにキレイだけど、M2とは違うんだネー。どっちもキレイだよ。 |
NGC253 | 大きくて明るくて細長い。写真通りの形。微妙な濃淡があって、何があるんだろうと興味をかきたてる。 |
らせん星雲 | リング状というより中心部がやや暗い円形の雲のよう。淡いもののはっきり視認できた。これも初だったので感激。 |
M31 | とにかくでかい。なんとなく腕があるような?M32がまぶしく星のよう。 |
M33 | ぼんやり。淡い。濃淡は確認できるが渦状とは確認しきれず。 |
二重星団 | この晩、何度見たことか。まさに金銀パールダイヤモンドプラチナをちりばめた感じ。 |
M45 | 子供の頃初めて望遠鏡でM45を覗いた感動今一度、と意気込んで見たが、子供の頃の感動には負けた・・でも美しい。こんな青くて輝いた星がなんでこの場所に集まっているのだろう? |
ヒアデス星団 | M45の後に見ると、アルデバランの赤さが際立つ。まばらだけど、冬が来たなーと感じる、季節の食材みたいなもの。 |
M42 | 圧巻。あつまき。肉眼は赤を感じにくいのがよくわかる。写真のB画像に近い。羽の部分がジェット流のよう。ラジアン177倍で見るトラペジウム周辺がこれまた素晴らしい。 |
馬頭星雲 | 視認できず。R成分が大半だろうからしかたないかな。 |
燃える木星雲 | こちらははっきりわかる。暗黒帯と、ざわざわした模様。 |
M78 | 昔はM78はしょぼいと思っていたが、実は味わい深い美しい星雲だと再認識。暗黒部の切れ込みのエッジが神秘的。 |
ばら星雲 | 視認できず。ミニミニプレアデスのような6つの星がかわいい。 |
M46,47 | さすがの冬の二重星団。M46は大好きな星団の一つ。NGC2438は小さなシミ状。 |
M44 | これ見ると春の気分。プレアデスが若い娘たちとすると、こっちは熟女集団、今風には美魔女集団かな。 |
M81,82 | 今回見た中で最も興味深いものの一つ。M81を見ると円盤を斜めから見ているという感じがする。円盤の正体やいかに?M82はそれと対照的に、でこぼこした外観にここで「ただならぬこと」が起きているのではないかという想像を駆り立てる。 |
M36,37,38 | 冬の初めのお約束。ぎょしゃの内部を流して、順に38,36,37。逆に37,36,38。時には38で止まり十字を確認したり、36のコンパクトさを確認したり。愛撫のルーチン。 |
アイピースはセレストロンの31mmと17mm、ラジアン3mm。
バロー2.5を合わせて、倍率のバリエーションは
17倍、31倍、42倍、78倍、177倍、441倍(これは使わなかった)です。
乱視が酷いので、瞳径の大きな倍率は星像が荒れていまひとつでした。
一番使ったのが31倍と78倍でした。
五ヶ瀬ハイランドスキー場
12~3月初旬は、スキー場の明かりがありますね。
次回は、3月下旬かな?
はじめちゃん@望遠鏡工房 さん
12/4オープンみたいなので、次の新月期からはスキーシーズンですね。
雪が溶けたら、また行ってみたいと思います。