EOS5D3で沈む天の川。
少し多めの枚数をコンポジットして新星景です。

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EOS5D3(normal) EF8-15mmF4L F4 ISO3200
固定9枚、追尾19枚コンポジット
DSS、PS CC、フラットエイド

天の川が西の山の端に少しづつ吸い込まれてゆきます。
夏の星空との惜別・・
FSQは秋の対象M33を撮影中。
5D3のほうがOMDよりも画質がいいですね・・
まあ比べちゃだめですが。
OMDもEM-1,EM-5mk2だとだいぶ差が縮まっているらしいです。
対角線魚眼のような超広角で銀河をあぶり出そうとすると、
背景の明るさを揃えるのが難儀です。
この例では、camera rawで周辺減光を補正し、
グラデーションマスクで街灯りによる輝度差を補正した後、
最後にフラットエイドで仕上げています。
フラットエイドは銀河のような淡い広がった対象の場合、
本来の淡い広がりも消してしまう危険があるのですが、
シェーディング画像に十分にぼかしをかけて、
補正率を下げてやることで、いい感じになりました。
輝度差の補正はグラデーションマスクでなんとかできても、
色味の補正は自由度×3なのでずっと難しい・・
フラットエイドを使えば、簡単な操作で、
色むらを抑えて背景をニュートラルにすることができます。

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