九重森林公園(3) さらに新星景・沈む銀河
天の川が西の山の端に少しづつ吸い込まれてゆきます。
夏の星空との惜別・・
FSQは秋の対象M33を撮影中。
5D3のほうがOMDよりも画質がいいですね・・
まあ比べちゃだめですが。
OMDもEM-1,EM-5mk2だとだいぶ差が縮まっているらしいです。
対角線魚眼のような超広角で銀河をあぶり出そうとすると、
背景の明るさを揃えるのが難儀です。
この例では、camera rawで周辺減光を補正し、
グラデーションマスクで街灯りによる輝度差を補正した後、
最後にフラットエイドで仕上げています。
フラットエイドは銀河のような淡い広がった対象の場合、
本来の淡い広がりも消してしまう危険があるのですが、
シェーディング画像に十分にぼかしをかけて、
補正率を下げてやることで、いい感じになりました。
輝度差の補正はグラデーションマスクでなんとかできても、
色味の補正は自由度×3なのでずっと難しい・・
フラットエイドを使えば、簡単な操作で、
色むらを抑えて背景をニュートラルにすることができます。
Commented by HUQ at 2015-09-06 13:24 x
いいですねー
無改造でもしっかり北アメリカ星雲が赤く写ってますね。
周辺減光の補正、ホント厄介ですよね。
Adobeのレンズ補正だけだと、補正が足りないことが多いです。
なのでフラットデータを撮り、自前で補正したほうが良好な結果が得られます。センサ上のゴミも除去のできますし。
私は撮影後にレンズの前にLEDライトボックス(フィルムを見るやつ)を置いて、感度・絞りそのままで数枚フラットデータを撮って補正しています。
それでも淡い部分を過度にあぶり出そうとするとドーナツ状のムラが目立ってくるので、最後に弱めにフラットエイドの助けを借りてます。
自分の場合、以前はiPadでまじめにフラットを撮っていたのですが、最近はダークを止めたこともあってめんどくさいので撮らなくなったというのが実情です(汗
フラット補正しないとゴミが残るのが痛いのですが。