冬のヒゴタイ公園(1)バラ星雲・モザイク初挑戦
一昨日、久々の好天に恵まれ、ヒゴタイ公園に行ってきました。
今回も、観望用鏡筒二本、カメラ三台の大所帯での遠征です。
(車への荷物の積み込みは6往復・・・)
今回はモザイクに初挑戦。
色々と技術不足でつなぎ目が目立ってしまいましたが、
モザイクによる「星像圧縮効果」はさすがです。
これからは328ではモザイクを基本にしていきたいと思っています。
備忘のため、今回の学習点をまとめておきます。
1.モザイクののりしろは写野の1/4くらいはとること。
今回のりしろ不足で、PSのPhotomergeでは合成できませんでした。
2.撮影条件を合わせるため、記録しながら撮影すること。
いつもは10枚単位でディザリングしているのですが、総撮影枚数はけっこう適当(1時間くらい、とか)でした。ちゃんと記録しておかないと何枚撮ったのか忘れてしまいます–;
3.撮影はより計画的に
構図合わせをきっちり計画して基準星をはっきりさせておく。2枚なら適当に赤緯・赤経側を動かすだけで済みますが、枚数が増えると「撮ったもののすき間が空いていた」という事態になりかねません。
4.鏡筒の東西反転を考慮する
露出がより長時間におよぶので、鏡筒の東西反転が発生する可能性が高くなります。当たり前のようですが、東西反転が1回で済むように、計画的に西側のコマから撮ること。
5.ピントチェック
撮影が長時間におよぶこと、途中でカメラを動かすことから、
ピントズレの発生の可能性が高くなります。
面倒でも、構図単位で、ピントのチェックをしたほうが良さそう。
その際、露出時間・ISO感度・絞り&SSの再確認も忘れずに。
(今回30secのコマが入っているのは、Bモードに戻すのを忘れてMモードにしていたためですorz)
6.フラット必須!
最近はフラットなしでPSのお気軽補正でごまかしていました。今回も実はフラットを省略しているのですが、ミラーボックスケラレの補正でぐりぐり余計な時間がかかりました。面倒でも、モザイクする場合はちゃんとフラットを入れた方が、結局トータルの作業時間も短くなりそうです。
書き出してみると、
1以外は普段の撮影でも言えることですね。
何事も、「基本を愚直に確実に遂行」に尽きます。
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