今回の小石原は、最近入手したEOS kiss x5(HKIR改造)のファーストライトでもありました。

FSQ106EDにレデューサを付けてF3.6、APS-Cのkissだと焦点距離はフルサイズ換算で600mm。
そこそこ明るくてそこそこ焦点距離もあるので、比較的小さな天体を気楽に狙ってみるのもいいかと^^

FSQの無駄に広いイメージサークルをさらに無駄にするアプローチですがw


EOS kiss x5(HKIR改造) FSQ106ED+645RD 2min*28、15sec*15
SXP+GT40+アドバンスユニット
2017.1.26 福岡県東峰村小石原にて

言わずと知れた(^^)、M42。
ベランダではよく撮影していましたが、長焦点のアップで遠征地と撮るのは初めて。
空が暗いと青がよく出ますねー。
6Dのファーストライトでベランダ撮影したことがあったのですが、ランニングマンのあたりが白っぽくにしか写りませんでした。


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RチャンネルにHα画像をブレンド

この画像にもHαで撮った画像をドーピングしてみました^^
人間の眼のR成分の空間解像度が低いせいか、焦点距離300mmの画像を重ねても無問題でした^^

この方法はいろいろ遊べそうですね^^


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EOS kiss x5(HKIR改造) FSQ106ED+645RD ISO1600 4min*16
SXP+GT40+アドバンスユニット
2017.1.26 福岡県小石原にて

こちらも言わずと知れた(^^)バラ星雲。
換算600mmだとちょうど写野いっぱい。


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EOS kiss x5(HKIR改造) FSQ106ED+645RD
ISO1600 4min*11、ISO400 30sec*15
SXP+GT40+アドバンスユニット
2017.1.26 福岡県東峰村小石原

さらに言わずと知れた(- -;;)M81、82。
微細構造はそれなりにしか出ませんが、宇宙にぽっかり、銀河系外星雲。1200万光年先の光です。

系外星雲は周辺部はとても淡いのですが、中心部は恒星並みに明るく、普通に強調すると中心部が完全に潰れてしまいます。
この作例では、短秒の露出で撮影したコマをレイヤー合成しています。

 


上:ISO1600 4min*11
下:ISO400 30sec*15

使用した2枚の元画像。上と下で7段(128倍)露出が違います。
左のM81の中心部はまるで恒星のよう。

輝度差の大きな天体では、短秒のコマは撮影時間もあまりかからないので、面倒がらずに多段階露出を標準にした方がよさそうですね。

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