2018/8/15 01:00 EOS6D(SEO-SP4) SIGMA105mmF1.4Art F2.0 60sec*12 ISO1600 ダークなし、フラットあり、SWAT-310 白山里

ペルセウス座流星群も極大を過ぎたころ、白山麓で軽く撮影しました。シグマ105mmArtで短時間露出(1分×10コマほど)での星座写真です。

星が滲んでいるのは薄いもやがかかっていたせいだと思われます。シグマのレンズは85mmも105mmも、輝星はそれなりに大きく写ってくれるのでソフトフィルターはたぶんなくてもOKなのですが、もやのせいで輝星と星の色がさらに強調されていい感じになりました。

EOS6D(SEO-SP4) SIGMA105mmF1.4Art F2.0 60sec*10 ISO1600 ダークなし、フラットあり、SWAT-310 白山里

「星座写真」にテーマを置けば、あまり強烈なあぶり出しは不要なので、短い露出時間で済ませて、いろいろな対象を一晩で撮ることもできます。

上の2枚は、実はけっこう強いあぶり出しをしていますが・・・

EOS6D(SEO-SP4) SIGMA105mmF1.4Art F2.0 60sec 1枚 ISO1600 ダークなし、フラットなし、SWAT-310 白山里

さんかく座。この日は1時間ほど晴れたのですが、その後は断続的に雲が流れてしまい、結局あまり撮れませんでした。この画像は1枚撮りですが、それでも星座写真としてなら十分成立するでしょう。

EOS6D(SEO-SP4) SIGMA105mmF1.4Art F2.0 60sec 1枚 ISO1600 ダークなし、フラットなし、SWAT-310 白山里

おひつじ座。この星座、あらたまって撮るのは初めてです^^ 「どこが羊なんだ」と思っていましたが、こうやって見てみると、頭の部分は羊のように見えてきます。特に古代の人は、羊の「頭骨」のイメージを強く持っていたのかもしれませんね。

古い天文ファンなら、藤井旭さんの著作で「星座写真」にはおなじみかと思いますが、最近は天の川・ディープスカイ全盛で、あまり星座写真を撮る人はいないのが現状です。

でも、最近の高性能レンズとの組み合わせなら、一晩で全天の1/3くらいの星座を一気撮りすることすら可能。

ときどきフォトグラファー・星座写真はいいぞ
http://aramister.blog.fc2.com/blog-entry-183.html

こちらのブログ主様など、少ないながらも星座写真の愛好家はいらっしゃるので、盛り上げていきたいものですね。

この日の全天写真。北側は金沢方面の街灯り。南側の雲もナトリウムの黄色で照らされていますね。本州では、街灯り完全フリーの場所は少ないです。天頂付近は好条件ですが。

15mm広角で2枚モザイク。天の川が天球を横断するタイミング。

撤収しようとしたら、東の空から冬の星座が顔を出してきました。こちらはカペラ。

ヒアデス星団。105mmの望遠での星景もなかなか楽しい^^4秒1コマです。

縦構図にするとプレアデスとヒアデスが1枚に。この構図は、天体写真を始めた小学生の頃にトライXで撮ったことがあります。当時はメローペのまわりが少し明るく写っただけで大喜びでした^^

結局12時過ぎに撤収。翌日はショップ訪問の取材でユーシートレード様でした。