今朝2時ごろ目が覚めると、台風一過で晴れていました。自宅のベランダからはすでに火星は見えなくなっていたので、先日月食を撮った荒津までお手軽観望に出かけました。

少し雲はあったものの、澄んだ空で月と火星の輝きがキレイ。ビクセンFL55SS+HRアイピースで天体観望。

FL55SSは口径55mmなので、惑星などの高倍率では力不足だと思い込んでいたのですが、実際見て見るとこれがまた良く見えるのです。

カメラバッグにすっぽり入るサイズなのですが、こんな小さな望遠鏡で、大接近とはいえ黄雲発生中の火星の模様が視認できるとは思いませんでした。

HR2.0mmで150倍。口径の約3倍の過剰倍率ですが、像は破綻することなくシャープなまま。ただし、天頂プリズムだと色収差が結構出るので要注意です。火星も月も低かったので主に直視で楽しみました。

 

短焦点・小口径の屈折機のお手軽さには他に代えがたいものがあります。「カメラレンズが望遠鏡に化ける」とでもいいましょうか。20mmアイピースを付けて15倍は、5cm10倍の双眼鏡をしのぐ星空流しができますし、150倍で惑星や二重星観望もOK。

FL55SSのような鏡筒1本とポタ赤1台、カメラボディ1台、アイピース数個があれば(実はけっこうな投資ですけど)、すごく軽量でいろいろと楽しめる機材構成になります。ライトな機材でのライトな楽しみ方。これから提案していくべき方向かもしれません。

ただ、写真と両立させたいときのリング交換の煩わしさはちょっと辛い。2インチスリーブだと周辺光量が限られてしまうので、なんかいい方法が出てこないものですかねえ。フルサイズミラーレス互換のバヨネットマウントになるといいんですが。

FL55SS、最初はアリガタが不格好とか見かけはあんまり評価していなかったのですが、使うにつれてどんどん愛おしさが盛り上がってきます。防湿庫に横たわる姿にも胸キュン^^;;

そろそろ月が小さくなってくるので、晴れれば天の川実写に出動予定です。