α7sの周辺部ケラレ・FSQ106EDの場合

(2016/9/15追記)
久しぶりにカカクコムの掲示板を覗いたら、Eマウントのケラレ問題のスレがめっちゃ延びてましたね^^;
この記事のリンクも張られていたようですが、わかりやすくまとめておきます(笑)
Fact
  • Eマウントの内径はフルサイズとしては小さいです。周辺が蹴られます。
  • ただし問題になるのは望遠域です。特に、強い強調をかける天体写真ではとても困ります(本記事↓写真参照)。逆に、大きな問題になるのは天体写真くらいwです。
  • 天体写真では、フルサイズ一眼レフの「ミラーボックスケラレ」も、とても困った問題です。逆にミラーレスのEマウントではミラーボックスケラレはありません。

個人的感想

  • Eマウントの内径サイズは、結果論としては全体最適の意味ではベストの選択と思います。あのボディサイズは、この内径だからこそ実現できたもの。
  • 天体写真的には、Eマウントを「長焦点」で使うなら、あっさり社外品にマウントを換装します。正直、純正状態ではちょっとつらい。
  • 短焦点の場合でも丸ボケが半円になるミラーボックスケラレを、なんでカカクコム掲示板の人達は問題にしないんでしょうねえ。。実際には撮らない人が多いのかな?
  • レンズの周辺減光はソフトで簡単に補正できるので、今さら声を上げて問題だと叫ぶことではないと思うんですけど。もちろん、少ないにこしたことはないです。
(追記終わり)

フラットフレームを撮影してみてわかったのだが、長焦点の場合、
α7sはフルサイズ周辺部がわずかにケラレる。

センサーがマウントの内径ほぼいっぱい。多分マウントリングか遮光用の円板かにケラレているのだろう。
α7s+FSQ106EDのフラット画像。RAW現像ママ、調整なし。
強調処理をしなくても四隅がけられているのがわかる。
(補足)
「FSQ106ED」は、焦点距離530mm F5の天体望遠鏡です。ゴーヨンより少し暗い超望遠に相当します。
こちらはEOS5D3+FSQ106EDのフラット画像。RAW現像ママ、調整なし。
α7sで見られた四隅の顕著なケラレはみられないが、逆に画面下側がミラーボックスでケラレている。

α7s+FSQ106EDのフラット画像を強調処理してみた。
この写真から見ても、周辺部のケラレはレンズ起因ではなくマウント部のケラレだろう。

なぜかSONY純正のraw現像ソフトのjpeg出力は8bitしか選べないのでグラデーションがぎざぎざ。
(追記)TIFF経由で変換した画像に差し替えました。

同じくEOS5D3+FSQ106EDのフラット画像を強調処理してみた。
ミラーボックスのケラレは長焦点レンズの場合けっこう目立つんですね。

α7s+SAMYANG35mmF2.8(実絞り)のフラット画像(強調なし)。
短焦点の場合、α7sの周辺ケラレ現象は確認できない。
これは一眼レフのミラーケラレが短焦点レンズでは発生しないのと同じ理屈だろう。

結論はまあないのですが、フラットフレームは重要だということを再認識したので、これからはまじめにフラット撮像して補正しよう。

ちなみに、α7sでは、設定メニューの「APS-Cサイズ撮影」を切にしておかないと、電子接点付きキヤノンEFレンズを装着したときにフルサイズではなくAPS-Cになってしまうので要注意。
おかげで今日一式撮影したフラットフレームがほぼ全滅になってしまった・・・まあ本番でやらかさなかっただけよしとしよう。

追記11/3)
自分も愛読している「デジカメinfo」さんのコメント欄から本記事にリンクが張られていたらしく、3日間で100pv近く流入がありました。
天体用途ではEマウントのケラレ問題は各所で指摘されており、専用のマウントアダプタも市販されています。以下の記事もご参照ください。

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